JXTGエネルギーはこのほど、EV充電プラットフォームを提供するフィンランドのスタートアップ企業「Liikennevirta」(ビルタ社)へ出資し、協業検討を開始したと発表した。
ビルタ社は世界最先端のEV充電プラットフォーム技術を持ち、すでに世界28カ国でEVユーザーと充電ネットワーク事業者に技術・サービスを提供している。JXTGは、全国約1万3000カ所のSS(サービスステーション)ネットワークの強みを生かした、新たなモビリティサービス事業の創出を目指しており、その一環としてEV関連サービスの検討を進めている。今後、ビルタ社が強みとするスマート充電技術の活用について協議を進めていく。
JXTGグループは「2040年JXTGグループ長期ビジョン」の中で、ありたい姿として「低炭素・循環型社会への貢献」を掲げており、エネルギーサービスプラットフォーム事業の構築やモビリティサービス事業の創出に向け取り組みを進めていく方針だ。