住友ベークライトはこのほど、フェノール樹脂に含まれるVOC(揮発性有機化合物)を0.1%未満まで低減した「超低モノマー水溶性フェノール樹脂」の販売を開始した。
2021年に開発した
2024年7月8日
2024年5月22日
DICは21日、子会社であるDIC北日本ポリマが、フェノール樹脂および尿素メラミン樹脂製品について、6月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、「フェノライト」「プライセット」シリーズで、改定幅は製品ごとに個別で設定し、顧客には個別で案内する。
当該製品は2022年3月に価格改定を実施したが、その後も原料価格は高値圏で推移し、今春には原料であるフェノールを中心に上昇が続く。加えて「物流2024年問題」に伴い、配送、付帯作業、保管などのコストや、製造に関わる設備修繕費、労務費などのコストも増加している。
同社は、コスト削減施策を講じ自助努力を続けてきたが、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の事業継続を図るために、価格改定が避けられないと判断した。
2022年6月1日
DICは31日、子会社であるDIC北日本ポリマが、フェノール樹脂および尿素メラミン樹脂製品について、6月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、フェノール樹脂の固形分100%が「45円/kg」、尿素メラミン樹脂の溶液が「15~30円/kg」。なお諸経費分(ユーティリティや物流コスト、容器価格)は別途加算される。
今年3月に価格改定を実施したが、4月以降も原油価格や、主原料となるベンゼン、フェノール、メタノール、尿素、メラミンなどの価格が高騰している。さらにユーティリティーや物流コスト、容器価格も上昇し、樹脂原材料を取り巻く環境は一層厳しさを増している。
同社は、引き続き自助努力による吸収を続けているが、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るために、価格改定が避けられないと判断した。
2022年3月3日
DICは1日、100%子会社のDIC北日本ポリマがフェノール樹脂および尿素メラミン樹脂製品について、3月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅はフェノール樹脂(固形、溶液)が「20~50円/kg」、尿素メラミン樹脂(溶液)が「15~30円/kg」。
昨今、原油価格の再上昇が続き、主原料のベンゼン、フェノール類やメタノール、尿素、メラミンなどの価格が高騰。また、新型コロナの感染拡大や環境規制による影響も含め、ユーティリティーや物流コスト、容器価格も上昇し、樹脂原材料を取り巻く環境は一層厳しさが増している。
こうした中、同社は、引き続き自助努力による吸収を続けているものの、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るために値上げが避けられないと判断した。
2020年3月5日