日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)と硬質塩化ビニル(PVC)の平板・波板の10月の需給実績を発表した。それによると、10月の生産は全て前年同期割れ。出荷は、平板は前年同期と同レベルであったが、波板はPCが24%減、硬質PVCは31%減であった。在庫は
日本プラスチック板協会 10月の生産・出荷量、波板出荷が大幅減
2021年12月10日
2021年12月10日
2021年11月25日
2021年10月6日
2021年9月27日
2021年9月24日
SABICはこのほど、メカニカルリサイクルされた成分を含む自動車向け樹脂製品3グレードを発表した。同社の循環型ソリューション「TRUCIRCLE」ポートフォリオとして、タルク充填ポリプロピレン(PP)樹脂と、ポリカーボネート(PC)・ポリエチレンテレフタレート(PET)ブレンドでフィラー充填ありなしの3種類。いずれも最大29%のリサイクル材を含有しながらも、従来のバージン樹脂と同等の性能で、持続可能性の目標達成に取り組む自動車業界にとって新たな選択肢となる。
高流動性や低アウトガス性を備えたタルク充填PPの「SABIC T2E-3320EH PPコンパウンド」は25%のリサイクルPPを含有し、同性能のバージンPPコンパウンドと比べ、カーボンフットプリントを最大24%削減できる。剛性、低アウトガス性、高耐熱性が特長で、インストルメントパネル内部に搭載される暖房・換気・空調部品や内装、エンジン回り部品に適する。
耐熱性、耐衝撃性、寸法安定性、低収縮性に優れた、PCとPETのブレンドでUV安定性を備えたフィラー未充填の「XENOY(ゼノイ)T2NX2500UV」は、リサイクルPETを21%含有し、同性能のバージン材料と比べ、地球温暖化係数(GWP)を11%、累積エネルギー需要量(CED)を12%低減する。外装ボディパネル、スポイラー、燃料給油ドア、トリムなどに適し、UV安定性があるため、未塗装品へも使用できる。
フィラー充填タイプの「XENOY T2NX5230」は、ミネラル強化材を16%、リサイクルPETを29%含有。フィラー未充填グレードより高剛性・低線膨張係数であり、ルーフスポイラーや外装トリムなどに適する。両製品グレードとも流動性が高く、サイクルタイム向上が期待できる。これら新製品は、同社が開発を進めるバイオベース素材から作った再生可能樹脂などの持続可能性素材を補完するもので、循環型経済に向けた取り組みは、同社の企業戦略の一環だとしている。
2021年9月10日
2021年6月11日
2021年5月21日
2021年4月15日
日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)と硬質塩化ビニル(PVC)の平板・波板の2月需給実績を発表した。それによると、PC平板の総出荷は依然前年同月比マイナスだが、減少幅は一桁台にまで改善。PC波板は二桁増でプラスに転じた。一方、硬質PVC平板は12カ月連続でプラスを継続し、硬質PVC波板は二桁増となりプラスを回復した。
2月の詳細は、▽PC平板=生産1221t(前年同月比1%減)、国内出荷1177t(同5%減)、輸出0t、在庫5962t(前月比1%増)
▽PC波板=生産789t(前年同月比33%減)、国内出荷682t(同10%増)、輸出0t、在庫2703t(前月比4%増)
▽硬質PVC平板=生産1307t(前年同月比15%増)、国内出荷1215t(同34%増、内訳=工業用721t、一般用463t、建材用0t)、輸出31t(同62%減)、在庫2045t(前月比5%増)
▽硬質PVC波板=生産398t(前年同月比8%増)、国内出荷387t(同14%増)、輸出0t、在庫1820t(前月比1%増)。
なお1~2月の累計出荷は、PC平板は前年同期比9%減、PC波板は同7%減、硬質PVC平板は同24%増、硬質PVC波板は同7%増だった。
2020年7月7日
日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル平板・波板の5月需給実績を発表した。
それによると▽PC平板= “日本プラ板協会 5月のPC平板出荷は1102t” の続きを読む