三洋化成工業 ポリウレタン原料を値上げ、原料費など高騰

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2024年4月10日

 三洋化成工業は9日、ポリウレタンなどの主原料であるポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)を値上げすると発表した。改定幅は、国産ナフサ価格変動分以外でいずれも「25円/kg以上」。4月1日出荷分からすでに実施を開始した。

 対象製品については、原料費、副資材や用役・物流費、製造に関わる設備の維持補修費などのコストが急激に増加している。同社ではこれまで様々なコスト削減に取り組んできたが、これらのコスト増加は自助努力で吸収できる水準を超えており、安定供給を継続するためにも価格改定せざるを得ないと判断した。

三井化学と三洋化成工業 国内のPPG生産でLLP設立

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2023年5月23日

 三井化学と三洋化成工業は22日、ポリウレタン樹脂の主原料の1つであるポリプロピレングリコール(PPG)の生産について、両社折半出資による有限責任事業組合(LLP)「ジャパンポリオール」を5月15日付で設立したと発表した。出資比率は三井化学50%、三洋化成50%。両社はPPGの生産と原料調達面で、国内での生産性の向上や将来の供給安定性確保など、共通課題の解決に向け、協力関係を強化していく。

LLPへの期待を語る、三井化学の橋本社長(右)と三洋化成の樋口社長(左)=5月22日、協同記者会見

 同日、両社は都内で共同記者会見を開催した。三井化学の橋本修社長は、

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三井化学 PPGなどポリウレタン原料値上げ、6月から

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2023年4月7日

 三井化学は6日、ポリウレタン原料のポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)類を6月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「12円/kg以上」。対象製品の原料や用役費の高騰に対応し、採算是正を図る。

 同社は、あらゆるコストダウンに取り組んできたが、コスト高騰はもはや自助努力で吸収できる水準を超えていることから、今後も品質維持と安定供給を継続していくため、価格改定を決めた。

三井化学 ポリウレタン原料値上げ、コスト高で来月から

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2022年3月15日

 三井化学は14日、ポリウレタン原料のポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)類について、ナフサ価格変動分以外の原燃料や諸経費の上昇を理由に、4月1日納入分から「40円/kg以上」値上げすると発表した。

 新型コロナウイルスの蔓延により変調を来した世界経済に、ウクライナ危機といった地政学リスクが重くのしかかり、足元では原油価格が100ドルを超えて推移するなど、原燃料をはじめ副資材、物流費の高騰は看過できない状況となっている。

 対象製品についても、原燃料や物流コストはすでに同社の予測を上回るレベルまで高騰。全社一丸となりあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、もはや自助努力で吸収できる水準を超えていることから、品質維持と安定供給を維持するためにも今回、価格改定せざるを得ないと判断した。

 なお、ウクライナ危機やその他世界情勢の変動により、さらなる原燃料高騰の場合には、改めて追加の改定をする場合もあるとしている。

三洋化成 ポリウレタン原料のPPGとPOPを値上げ

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2022年1月21日

 三洋化成工業はこのほど、ポリウレタンなどの主原料であるポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)の値上げを1月5日出荷分から実施したと発表した。改定幅は国産ナフサ価格変動分以外で、いずれも「30~100円/kg」。

 近年、原料費の大幅な高騰に加え、副資材や用役・物流費、製造に関わる設備の維持補修費などのコストも増加。同社はこれまで様々なコスト削減に取り組んできたが、これらのコスト増加は自助努力で吸収できる水準を超えていることから、安定供給を継続するために今回の価格改定を決定した。

三井化学SKC ポリウレタン原料を値上げ、ナフサ高騰で

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2021年3月3日

 三井化学SKCポリウレタンは2日、ポリウレタン原料のポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)類について、今月15日出荷分から「30円/kg以上」値上げすると発表した。

 OPECプラスによる協調減産と需要回復を背景に、原油価格が上昇を続ける中、同社の主要製品PPGとPOP類の主原料である国産ナフサ価格も高騰し、足元では4万5000円/klを超えている。また、副原料や用役・物流費も高止まりしている。

 同社では厳しい経済環境下、全社一丸となりあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、こうしたコスト高騰は自助努力で吸収できる水準を超えていることから、品質維持と安定供給を継続するためにも価格改定を実施せざるを得ないと判断した。なお、主原料価格がさらに高騰する場合には、追加改定の可能性もあるとしている。