ユニチカ 人事(11月1日)

2019年11月5日

[ユニチカ・人事](11月1日)▽出向日本エステル岡崎工場品質保証部長香出健司▽繊維事業本部産業繊維事業部繊維資材生産開発部長兼技術開発本部技術開発企画室マネージャー山田太志。

ユニチカ 人事(2020年1月1日)

2019年10月9日

[ユニチカ・人事](2020年1月1日)▽高分子事業本部不織布事業部スパンボンド営業部部長代理神ノ門英明▽出向タイ・ユニチカ・スパンボンド社長東和志。

ユニチカ 人事(10月1日)

2019年9月3日

[ユニチカ・人事](10月1日)▽監査室長中野岳▽経営企画本部 リスクマネジメント室長兼グローバル推進事業部グローバル企画管理部マネージャー万代典昭▽高分子事業本部不織布事業部不織布業務室長兼高分子企画管理部マネージャー本庄学▽経営企画本部経営企画部長代理芦田直彦▽経営企画本部社長室長大熊裕之▽出向ユニチカ(香港)有限公司兼高分子事業本部樹脂事業部樹脂海外統括室長府川徳男▽高分子事業本部樹脂事業部エンプラ営業部長村上浩司。

ユニチカ 耐腐食性のあるポリエステル樹脂接着剤を開発

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2019年8月20日

 ユニチカは19日、銅などの金属とポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂フィルムに良好な接着性を示すとともに、金属の腐食による接着性の低下を防ぐポリエステル樹脂接着剤を開発したと発表した。

 同開発品の特長は、従来は別工程だった防錆処理と接着層塗工を一度の塗工で同時に行えること。工程簡略化につながるほか、メッキレスで金属の腐食を抑制できる環境にも配慮した製品だ。同社の飽和共重合ポリエステル樹脂「エリーテル」の耐腐食性グレードとして新たにラインアップする。

 近年の急速なエレクトロニクス化により、さまざまな分野で高度な電子機器を搭載するケースが増えている。自動車や通信端末などでは、小型化にも対応できる強力な接着性だけでなく、屋外など過酷な環境で使用するための腐食に対する耐性も求められ、これらの機能が両立できる材料が望まれている。

 こうしたニーズが高まる中、同社の「エリーテル」が長年培ってきた、ポリエステル樹脂設計技術やワニス調合技術、量産製造技術を駆使することで、接着性と耐腐食性を両立する接着剤の開発に成功した。

 優れた接着性をもつ同開発品は、銅やアルミニウム、ステンレス鋼などの金属、PETやポリ塩化ビニル、ポリカーボネートなどの樹脂フィルムに対して良好な接着性を示す。また、優れた耐腐食性も併せ持ち、メッキ処理を施すことなく金属の腐食を抑制することができる環境配慮型製品だ。

 同開発品がもつ特長から、フレキシブルフラットケーブル(FFC)では、PETやポリイミドなどの絶縁被覆樹脂とメッキレス銅線との接着性や耐熱性、フィラー配合性を生かした難燃性が評価され、現在FFCの量産化検討が実施されている。

 同社は今後、耐腐食性と接着性の両方を兼ね備えたさまざまな部材への需要を取り込み、同開発品の売上高を2021年度に1億円まで成長させていく考えだ。

化繊協 不織布の勉強会を開催、ユニチカの松山氏が講演

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2019年4月22日

 日本化学繊維協会は18日、プレスを対象とした「化学繊維に関する勉強会」を開催し、ユニチカ広報グループの松山裕グループ長が「繊維産業における不織布のポジションとユニチカの不織布事業の特長について」をテーマに講演を行った。

 松山グループ長によると、不織布の国内生産はほぼ33万~34万tで推移し、輸出量も5万t台で推移しているが、輸入量は右肩上がりで増加し、

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ユニチカ バイオプラのストロー向け樹脂グレードを開発

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2019年3月27日

 ユニチカはこのほど、バイオマスプラスチック「テラマック」の新規銘柄であるストロー向け樹脂グレード「TP‐5040」を開発したと発表した。今後は市場へ投入するとともに、国内外に向けた積極的な販売体制を整えることにより、新規顧客開拓を進めていく。

 昨今は海洋汚染問題がクローズアップされており、国内外の大手飲食チェーンを中心にプラスチック製ストローの廃止、もしくは紙製ストローへの置き換えの動きが加速している。こうした中、プラスチック製ストローの置き換えを進める場合は、材料自体が生分解性を有することが必須条件と考えられる。

 植物由来のポリ乳酸を原料とした「テラマック」は、微生物や酵素の働きによって最終的には水と二酸化炭素に分解する。ただ「硬い・脆い」といった性質があり、ストローとしては、製造時のカッティングや使用時の折り曲げなどにより、ひび割れや破損を生じやすく、そのままでは実用化には適していなかった。

 この問題点を解決するため、新グレードでは柔軟成分のポリマーおよび無機フィラーなどを適量付与。これにより一定の柔軟性と剛性、加工性を併せもつ最適な樹脂となった。また、紙製ストローは耐久性や強度に問題点があるが、新グレードは従来のプラスチック製ストローと同様の使用感を得ることができるのも大きな特長。

 なお、ストロー向け樹脂グレードは日本バイオプラスチック協会(JBPA)のバイオマスプラマークを取得申請中。また、ポリオレフィン等衛生協議会の確認証明書を取得している。

 今後は、プラスチック製ストローの代替用途として販促活動を進めるとともに、ストロー以外の用途への転用も図り、3年後には年間売上高5億円を目指していく考えだ。

ユニチカ 熱マネジメント適用可能な放熱PA樹脂を開発

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2019年1月16日

 ユニチカは、高い性能要求・熱マネジメントに適用可能な放熱ポリアミド(PA)樹脂製品群を開発した。同製品群は、ベース樹脂および熱伝導率の選択幅が広く、熱伝導率と物性のバランスに優れることからさまざまな提案が可能。LED部材やモーター部材などの自動車分野や、電子・電気分野の熱マネジメントへの貢献を見込んでいる。

 近年、環境意識の高まりに伴い、世界的な排出ガスの削減ニーズが高まる中、自動車のEV化が急速に進んでいる。車載スペースが限られていることから、モーターの小型化はますます進む見込みだが、放熱空間の減少といった問題をもたらすため、新しい熱マネジメントが必要になる。一方では、燃費向上の観点から金属を樹脂に代替する軽量化も重要な課題で、軽量化を実現しつつ熱マネジメントを行うため、高い熱伝導率を有する樹脂製品の要求が高まってきている。

 同社はこうした要望の多様化に応じるため、これまで培った配合技術と幅広いPA樹脂のラインアップを活用し、さまざまな性能要求および熱マネジメントに適用可能な放熱PA樹脂を開発。ベース樹脂に放熱フィラーを配合することで熱伝導率を付与しており、ベース樹脂がもつ本来の特徴は損なわずに高い熱伝導率を発現する。

 独自の配合技術により放熱樹脂で課題となることが多い流動性を大幅に改善したことで、一般的な射出成形機で成形が可能となった。また、ベース樹脂はPA6樹脂、PA66樹脂、高耐熱PA「Xecot」などの多くの種類から適宜選択できるため、さまざまな耐熱ニーズに対応。さらに、導電タイプと絶縁タイプに分かれているため、さまざまな環境下においても、幅広い熱伝導率、耐熱性の選択ができる。

 今後の展開として、LED部材やモーター部材を中心としたアプリケーションに製品開発・用途開発を積極的に進め、放熱PA樹脂の採用拡大を目指していく。

 なお、同製品は「第11回オートモーティブワールド ~第9回クルマの軽量化技術展」(16~18日:東京ビッグサイト)に出展される。

ユニチカ 合成繊維を11月1日出荷分から値上げ

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2018年10月30日

 ユニチカは29日、産業資材用ポリエステル繊維と衣料用ポリエステル繊維を、11月1日出荷分から値上げすることを決定したと発表した。

 産業資材用ポリエステル繊維の高強力糸とモノフィラメントは20円/kg、衣料用ポリエステル繊維の長繊維と紡績糸は20∼30円/kg、テキスタイルは5∼15%。

 昨今の原油価格の上昇により、ポリエステル繊維の原料であるPTA(高純度テレフタル酸)とEG(エチレングリコール)の価格が上昇している。

 さらに、物流費などの高騰によるコスト増が、自助努力により吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給を確保するため、同社は価格改定を実施することにした。

ユニチカ ポリエステルフィルムを40円/kg値上げ

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2018年10月24日

 ユニチカは23日、工業用ポリエステルフィルムを11月11日出荷分から値上げすると発表した。対象製品はポリエステルフィルム「エンブレット」で、改定幅は40円/kg。

 昨年からポリエステルフィルムの主要原料である、PTA(高純度テレフタル酸)やEG(エチレングリコール)の価格が高騰していることに加え、物流費やユーティリティ費用なども、より一層上昇している状況が続いている。

 一方、ポリエステルフィルムは世界的に需要が旺盛で、需給バランスは引き続き締まった環境にある。こうした中、同社は様々な合理化・省力化策を推進してきたが、自助努力による範囲を超えおり、フィルム製品の安定供給を維持するため、今回の価格改定を決定した。