約1800億円を投資、ホンダと製造会社を設立
旭化成は25日、LIB用セパレータのカナダ工場建設について説明会を開催した。リチウムイオン電池(LIB)用湿式セパレータ「ハイポア」の製膜、塗工一貫工場をカナダ・オンタリオ州に建設する計画。
生産能力は年産約7億㎡(塗工膜換算)で、商業運転の開始は2027年を予定する。投資額は概算で1800億円だが、日本政策投資銀行(DBJ)、ホンダからの出資に加え、カナダ連邦政府およびオンタリオ州政府からの補助金も受ける。稼働開始から5年目の2031年には、「ハイポア」事業全体で売上高1600億円、営業利益率20%以上を目指していく方針だ。
北米において、