三井化学はこのほど、「三井化学レポート2018」(日本語版・英語版)を発行した。
同レポートでは「化学には、社会課題に対して果たすべき重要な役割ある」との同社グループの立場を再確認した上で、「経済」「環境」「社会」の3軸から、事業活動を通じた社会課題解決に対する取り組みをわかりやすく紹介している。
また、「2025長期経営計画」の達成に向けたイノベーションの追求や、今年4月に新設した「ESG推進室」を中心に展開する経営・事業戦略については、巻頭で紙幅を割き特集を組んだ。同社が果たすべき役割や取り組みへの理解を図っている。
三井化学は同レポートを、ステークホルダーとの「質の高い対話」を行うプラットホームと位置づける。同社グループが推進する戦略や実績を、財務・非財務の両面から統合的に報告し、同社グループが目指す中長期的な価値創造への活動を1冊にまとめた。