三菱ケミカルグループ 生分解性樹脂が食品品質保持剤の小袋に採用

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2023年11月13日

 三菱ケミカルグループはこのほど、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」について、フロイント産業の食品品質保持剤「アンチモールド・マイルドEF」の小袋の内面(シーラント層)に採用されたと発表した。食品品質保持剤に採用されるのは初となり、今月より販売されている。

「BioPBS」が採用された食品 品質保持剤「アンチモールド・マイルドEF」

 「BioPBS」は

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三菱ケミカルグループ PVA製品群を値上げ、採算是正を図る

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2023年11月7日

 三菱ケミカルグループは6日、ポリビニルアルコール(PVA)製品群について、11月13日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、酢酸ビニルモノマー(VAM)が「15円/kg」、PVA樹脂「ゴーセノール」、PVA特殊銘柄「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」、「ゴーセネックスZ」用架橋剤「セーフリンク」が「40円/kg」。

 ナフサ価格高騰に伴う原材料価格の上昇に加え、ユーティリティーや物流に係るコストの上昇が継続し、事業収益が悪化している。同社は、自助努力のみによるコスト吸収は難しいことから、安定供給を維持するために採算是正が必要と判断し、今回、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミGの上期 価格戦略とコスト削減効果で利益改善

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2023年11月2日

 三菱ケミカルグループが1日に発表した2024年3月期上期(4―9月期)の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比5%減の2兆1499億円、コア営業利益3%減の1196億円、純利益9%減の672億円となった。

中平優子CFO=オンライン決算会見、11月1日

 同日にオンラインで開催した決算会見で、中平優子執行役エグゼクティブバイスプレジデント・CFOは、

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三菱ケミカルグループ アセトン、MIBK、DAA値上げ、採算是正

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2023年10月31日

 三菱ケミカルグループは30日、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、ダイアセトンアルコール(DAA)について11月1日出荷分から値上げを実施することとし、取引先と交渉を開始すると発表した。改定幅は、アセトンが「16円/kg以上」、MIBKとDAAが「21円/kg以上」。

 当該製品の主原料である国産ナフサ価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めており、足元の原油市況、為替などを勘案すると、10―12月期の国産ナフサ価格は7万7000円/klに上昇する見込み。同社は、大幅なコストアップ分を、自助努力のみで対応することは困難と判断し、採算是正と安定供給維持のため、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミG、スペシャリティマテリアルズに注力

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2023年10月27日

コア市場にメディカル追加、エグジット枠も拡大

 三菱ケミカルグループは先日IRデーを開催し、スペシャリティマテリアルズ(SM)の成長戦略について説明した。

 同社は経営方針においてSMをコア事業に位置付け、EBITDAを2022年度の1112億円から、2025年度には2250億円へと年率26%で成長させる計画を掲げる。SMを所管するランディ・クイーン執行役エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)は、

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三菱ケミG ホンダとの車体向けPMMA材料開発進む

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2023年10月27日

 三菱ケミカルグループは26日、本田技研工業(ホンダ)と共同で自動車ボディ部品用のPMMA(ポリメチルメタクリレート:アクリル樹脂)材料を開発中だと明らかにした。 

ゴム粒子配合の開発品を使用したしなやかな質感をもつ車体用部品(左)と、ボディ樹脂化による新たなデザイン例(右)

 これまでの成果で生まれた開発品を

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三菱ケミカルアクア 資源循環技術・システム表彰を受賞

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2023年10月26日

 三菱ケミカルグループはこのほど、三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(MCAS)が九州大学・福岡県築上町とともに、「令和5年度資源循環技術・システム表彰」(産業環境管理協会主催・経済産業省後援)の奨励賞・コラボレーション賞を共同受賞したと発表した。

MCASの表彰式

 1975年に設立された同表彰は、

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三菱ケミカルグループ 石化事業のカーブアウト、年内めどに交渉中

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2023年10月23日

 三菱ケミカルグループは20日、IRデーを開催した。

 同社は2021年12月に発表した経営方針において、2023年度をめどに

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三菱ケミカルグループ 炭素繊維複合材料の伊CPC社、全株を取得へ

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2023年10月20日

 三菱ケミカルグループはこのほど、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の自動車部材製造販売会社であるCPC SRL社(イタリア・モデナ市)について、全株式を取得すると発表した。

CPC社のプレス設備

 同社グループは2017年にCPC社に出資したが、

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三菱ケミカル バイオエンプラが透明吸音パネルに採用

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2023年10月20日

 三菱ケミカルグループは19日、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、ピクシーダストテクノロジーズの透明吸音パネル「iwasemi RC‐α」に採用されたと発表した。

バイオエンプラによる透明吸音パネル

 「デュラビオ」は

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