ダウ・ケミカル日本は先月26日、世田谷区立尾山台中学校で、オリンピックと科学を掛け合わせた教育プログラムを実施した。
ダウ日本グループ(ダウ・ケミカル日本、東レ・ダウコーニング)のボランティア社員10人が「カガクのチカラ」と名付けたプログラムの講師として、化学がスポーツや社会の進歩に果たす役割や、自身の仕事について語るなど、生徒たちへプレゼンテーションを行った。ダウ日本が今回のような教育プログラムを提供するのは、昨年に続き2回目となる。
親会社のザ・ダウ・ケミカル・カンパニーは、オリンピックのワールドワイドパートナーと「公式化学会社」、国際オリンピック委員会(IOC)の公式カーボンパートナーを務めている。
ダウ日本は、東京2020オリンピックの開催に向けて、化学がスポーツの分野だけでなく、持続可能な社会の実現に役に立っていること、生徒に化学の面白さを感じてもらうプログラムを「NPO法人じぶん未来クラブ」と協働で企画。
尾山台中学校では、約100人の中学2年生の生徒を対象として、実験やクイズなどを交えた化学の紹介、また社会人であるボランティア社員との質疑応答コーナーを設けるなど、生徒参加型の授業を行った。
ダウ日本は今後も、2020年にかけて同様のプログラムを東京都の学校に提供していく計画。また、ダウ日本は、日米の官民パートナーシップである「TOMODACHIイニシアチブ」のパートナー企業を務めており、次世代の科学者の育成や女性のさらなる活躍につながる活動を継続していく考えだ。