住友化学の4-6月期 市況の下落と需要減で減収損失

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2023年8月3日

 住友化学は2日、2024年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比27%減の5631億円、コア営業損益は536億円の損失、営業損益は717億円の損失、四半期損益は512億円の損失の減収損失となった。

 セグメント別に見ると、

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住友化学 バイオで機能化学品の開発へ、米社と連携強化

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2023年7月19日

 住友化学は18日、米ギンコバイオワークス社とのバイオものづくりの連携を一層強化し、合成生物学を活用した機能化学品の開発に着手すると発表した。

 ギンコバイオワークス社は、2008年にボストンで創業した

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住友化学 新居浜市とアクリル製飛沫防止板資源循環始動

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2023年7月7日

 住友化学は6日、愛媛県新居浜市とともにアクリル製飛沫防止板の地域内資源循環を行う「MICAN(みかん)」プロジェクトを同日から始動する、と発表した。「MICAN」は、(M)みんなで(I)いっしょに(C)サーキュラー(A)アクション(N)にいはま)を表した。

アクリル製飛沫防止板の地域内資源循環プロジェクト「MICAN」の概念図

 アクリル製飛沫防止板は、

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住友化学 GHG削減貢献量に関する新指標を策定

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2023年6月21日

 住友化学はこのほど、製品・技術のカーボンニュートラル(CN)に対する貢献度合いをより明確に示すため、新たな指標として「SBC(サイエンス・ベースド・コントリビューションズ)」を策定した。GHG排出の「削減貢献量」を算出して可視化し、製品・技術を通じた社会全体のCN実現に向けた取り組みを加速させる。

製品・技術の活用によるGHG削減貢献量

 同社は、2015年より製品ライフサイクル全体の視点で、

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総合化学大手5社 2022年度最終損益は大幅減益

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2023年5月17日

原燃料高と需要減が要因、今期は下期から回復へ

 総合化学大手5社(三菱ケミカルグループ、住友化学、三井化学、旭化成、東ソー)の2022年度業績は、ウクライナ問題の長期化、中国のロックダウン、欧米の金融引き上げなどによる世界景気の減速に加え、巣ごもり需要の反動もあり、各社とも最終損益は減益となった。

 売上高(IFRSの三菱ケミカルG、住友化学、三井化学は売上収益)は、

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住友化学の3月期 円安効果で増収も減損計上で営業損失

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2023年5月16日

 住友化学は15日、2023年3月期の連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年比5%増の2兆8953億円、コア営業利益61%減の928億円、営業利益2460億円減の損失310億円、当期利益96%減の70億円となった。

 世界経済の減速や

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【化学企業 入社式訓示①】住友化学 岩田圭一社長

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2023年4月4日

 住友化学の新しい仲間となった皆さんを心から歓迎する。

 2023年に入り、世界情勢はますます混迷を深めているが、社会が向かう中長期の潮流をしっかりと認識することが重要だ。カーボンニュートラルや

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住友化学 PEとPPを値上げ、コスト上昇に対応

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2023年4月3日

 住友化学はこのほど、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)について、4月14日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、PEおよびPPの気相法が「8円/kg」、PEの高圧法が「15円/kg」。

 ウクライナ情勢などを背景に燃料価格が高騰しており、工場で使用する電力・蒸気などの用役費が大幅に上昇している。特に製造過程で多くのエネルギーを必要とする高圧法の製品は、気相法と比べ影響が大きい。また、副原料の価格も高騰している。こうした中、同社は、これらの大幅なコスト増加は自助努力だけでは吸収し得ないことから、安定供給を継続するために、価格改定の実施を決定した。

トクヤマ 新第一塩ビを完全子会社化、住化の株式取得

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2023年3月10日

 トクヤマは9日、連結子会社である新第一塩ビについて、住友化学が保有する全株式(14.5%)を取得し、完全子会社化すると発表した。株式取得は4月1日を予定している。

 新第一塩ビは “トクヤマ 新第一塩ビを完全子会社化、住化の株式取得” の続きを読む

住友化学 MMAモノマー値上げ、コスト上昇に対応

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2023年3月9日

 住友化学はこのほど、MMA(メタクリル酸メチル)モノマーについて、今月15日出荷分から値上げを実施すべく需要家との交渉に入ると発表した。改定幅は「27円/kg」。

 MMAモノマーは、工場で使用する電力や蒸気などの用役費、副原料費、物流費が上昇しており、今後も高止まりすることが見込まれる。こうした中、同社は、安定供給を継続するため、今回の値上げを決定した。