住友商事 光触媒によるサステナブル燃料製造計画に参画

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2023年2月8日

 住友商事グループはこのほど、米国のスタートアップ「シズィジー(Syzygy)」が米国の非営利研究機関「RTIインターナショナル」と行う光触媒技術による世界初のサステナブル燃料製造のプロジェクトに、エネルギー大手エクイノール(Equinor)のベンチャーキャピタル「エクイノールベンチャー」とともに参画する。

光化学反応によるSAF製造計画

 水素やアンモニアなどのクリーンエネルギーは、

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住友商事グループ 電力取引プラットフォーム構築・運営の米社に出資

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2019年7月23日

 住友商事グループ(住友商事・米州住友商事会社)はこのほど、ブロックチェーン技術を用いたP2Pによる電力取引プラットフォームを構築・運営する米国LO3 Energy社に出資参画したと発表した。

 電力業界では、近年の再生可能エネルギーと蓄電池の急速な普及拡大に伴い、クリーン電力を地域で効率的に利用する分散型エネルギーの社会が訪れるといわれている。

 すでに先進国を中心に、太陽光発電システムを中心とした分散型電源の導入が家庭や企業で急速に進んでおり、分散型電源を所有するプロシューマー(発電された電力を自家消費し、余剰電力を他者へ売る生産消費者)が余剰電力を柔軟に取引できるプラットフォームへのニーズは、今後ますます増加することが期待されている。

 LO3 Energy社はブロックチェーン技術を電力取引へ応用することで、P2P電力取引プラットフォームを世界に先駆けて構築。LO3 Energy社が提供するスマートメーターとモバイルアプリケーションを通じて、個人間で電力の売買をリアルタイムで実施することが可能となり、電力消費者の電力調達の最適化を実現する。

 また、LO3 Energy社は、世界初のP2P電力取引の事例となったブルックリン・マイクログリッド開設以降、現在も米州、欧州、豪州などの先進国を中心に複数の実証プロジェクトを計画・実施している。

 住友商事は昨年10月に、インフラ事業部門・電力インフラ事業本部傘下に「Team New Frontier」を立ち上げ、電力ビジネスの新領域開拓に注力。今回の参画は同チームの活動として、アフリカでソーラーホームシステム事業を手掛けるM‐KOPA社への出資に続く第2弾として実施する。

 住友商事グループは、世界中で取り組んできた電力ビジネスの知見・ノウハウと、グローバルでの強固なネットワーク・プレゼンスを生かしLO3 Energy社のさらなる成長を後押しする。また、LO3 Energy社とともに環境負荷の低い分散型電源の普及を促進することで、クリーンな循環型地域社会の実現に貢献していく。