三井化学など マイクロ波でナフサ分解、共同開発を開始

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2023年8月2日

 三井化学、マイクロ波化学、千代田化工建設の3社は1日、マイクロ波加熱を利用した革新的ナフサクラッキング技術の共同開発を開始した、と発表した。同開発は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進める「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム 重点課題推進スキーム」に採択されたもの。

「M-Cracker」のロゴ。下部にあしらった弧のラインは地平線(人々が暮らす世界)をイメージ。化学産業の最も源流に位置するナフサクラッキング技術を、マイクロ波プロセスで塗り替えてくという想いを込めた

 エチレンプラントの運営で

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三井化学 日本製紙とバイオコンポジットで連携

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2022年9月9日

自動車材など安定供給と25年度の本採用目指す

 三井化学は8日、日本製紙と連携し、木質バイオマス素材「セルロースパウダー」を高配合した、樹脂と同様の成形性をもつ複合素材「新規バイオコンポジット」の共同開発を開始すると発表した。

日本製紙が提供する「セルロースパウダー」(左)と、三井化学が生産する「新規バイオコンポジット」。試作段階ではセルロースパウダー配合率を80%強まで高めた

 その用途は日用品や容器に加え、

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