タイヤ・チューブ関連が減速、全品目がマイナス
合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、2月の合成ゴムの出荷量は前年同月比2.7%減の10万7200tだった。10万tを割り込んでいた前月から数量が伸び、持ち直し傾向が見られている。
品目別に見ると、
2022年6月9日
2020年8月4日
2019年7月31日
2019年3月1日
2019年1月30日
2019年1月28日
2018年11月27日
2018年11月6日
2018年10月25日
2018年10月2日
JSRは1日、合成ゴム・エマルジョン製品を今月21日納入分から値上げすると発表した。
値上げ幅は、合成ゴムではSBRがロ15円/kg以上、BRとIRが16円/kg以上、HSRが11円/kg以上、NBRとPN(粉末NBR)が20円/kg以上、EPDMが18円/kg以上。
複合材ではNVとNEが20円/kg以上、TPVが18円/kg以上。TPEではRBとDNRが16円/kg以上、TRが15円/kg以上、SISが18円/kg以上。エマルジョンの紙加工用LTXと一般産業用LTXが15円/kg以上。
今回の値上げは、昨年以降の原油・ナフサ高を背景とした主・副原料の価格上昇に加え、ユーティリティー費・輸送費の上昇に対応するもの。
同社としては、自助努力だけではこのような状況を乗り切ることは難しいとの認識から、今後とも安定的な製品供給を続けるため、価格改定を要請することにした。