出光興産 富士石油を持分法会社、資本業務提携の合意書締結

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2024年4月17日

 出光興産と富士石油は16日、燃料油事業における協業深化と将来の脱炭素化に向けた取り組みを推進していくことを目的に、資本業務提携に関する合意書を締結したと発表した。この一環で、出光は、JERAが保有する富士石油の全株式を取得する。これにより現在保有する株式と合わせ21.79%の株式を保有し、富士石油を持分法適用会社とする予定。

 出光興産は

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富士石油 袖ケ浦製油所でのSAF製造事業化検討に着手

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2023年5月25日

 富士石油はこのほど、持続可能な航空燃料(SAF)製造プラントの基本設計を開始した。SAF製造量は年間約18万㎘、2027年度供給開始を想定する。袖ケ浦製油所でのSAFを目的とするバイオ燃料製造事業検討の一環で、伊藤忠商事のSAFビジネスに関する知見と、同社の液体燃料の製造・取り扱いに関する知見を活用し、最終投資判断に向けた検討を共同で進める。

 両社は、

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富士石油 バイオジェット燃料の製造で共同研究締結

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2020年12月9日

 富士石油はこのほど、環境エネルギー(広島県福山市)およびHiBD研究所(福岡県北九州市)とバイオジェット燃料の製造に関する共同研究契約を締結したと発表した。

 持続可能な社会の構築に向けて脱炭素化の議論が行われる中、航空輸送分野でもCO2排出量削減の取り組みが進められている。国際民間航空機関(ICAO)は「国際民間航空のためのカーボンオフセット及び削減スキーム(CORSIA)」を導入し、来年以降に国際線を運航する航空会社が、決められた排出量を超えてCO2を排出した場合、排出枠を購入しオフセットすることが求められる。こうした中、燃焼しても大気中のCO2総量を増加させないバイオジェット燃料は、CO2排出削減の有効な手段と期待され、導入の気運が世界的に高まっている。

 環境エネルギーとHiBD研究所は、2018年の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」でバイオジェット燃料の製造技術の開発に取り組んでいる。今回の共同研究契約の締結により、富士石油グループの石油精製の知見を活用しながら連携して技術開発を行う。

 同社グループは「事業を通じて社会に貢献しながら持続的な成長を目指す企業であるべき」との信念の下、低炭素社会への貢献に向け積極的に取り組んでいく考えだ。