帝人フロンティア 生分解性に優れるPLA開発、来年度から生産へ

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2022年12月8日

 帝人フロンティアは7日、従来品と比較し海洋・河川や土壌中での生分解速度が速く、生分解性と実用性を両立するPLA(ポリ乳酸)樹脂を開発したと発表した。

今回開発したPLA樹脂を使用したルアー=写真提供:有限会社ナカハシ

 同開発品は、PLA樹脂に

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帝人フロンティア 一般住宅用簡易型止水シート発売、水害を防止

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2022年11月22日

 帝人フロンティアはこのほど、一般的な住宅の玄関へ、大人ひとりで簡単に設置可能な簡易型止水シート「とめっぱ」を開発したと発表した。

簡易型止水シート「とめっぱ」

 「とめっぱ」の展開には、

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帝人フロンティア タイで機能性ポリエステル長繊維の製造設備導入

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2022年10月26日

 帝人フロンティアは25日、タイでポリエステル繊維の製造・販売を展開するグループ会社のテイジン・ポリエステル(タイランド)社(TPL社)内に、自動制御が可能で高効率な最新鋭の、機能性ポリエステル長繊維の製造設備を導入し、今月から生産を開始したと発表した。生産能力は年産1500t(2023年度予定)。設備導入には約10億円を投じた。

「テイジン・ポリエステル(タイランド)」の外観

 今回導入した製造設備は、 “帝人フロンティア タイで機能性ポリエステル長繊維の製造設備導入” の続きを読む

帝人フロンティア タイの製造拠点、エネ転換でCO2排出量削減

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2022年10月5日

 帝人フロンティアはこのほど、タイのポリエステル繊維製造拠点におけるCO2排出量の削減に向け、太陽光発電システムと天然ガスボイラーを導入したと発表した。

 タイのグループ会社であるTPLには

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帝人フロンティア 環境配慮型タイヤコード開発、来年から試験生産

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2022年9月26日

 帝人フロンティアはこのほど、レゾルシン・ホルムアルデヒド(RF)を含まない接着剤とゴム補強繊維にケミカルリサイクル(CR)ポリエステル繊維を使用した、環境配慮型のタイヤコードを世界で初めて開発したと発表した。同社は、環境活動指針を掲げ、衣料から産業資材まで幅広い用途で地球環境に優しい活動を実践している。

環境配慮型のタイヤコード

 今回開発したタイヤコードは、この指針に沿って開発されており、今後も、さまざまな環境負荷低減に貢献するソリューションを提供していく。近年の環境や安全に対する意識の高まりから、自動車タイヤについても環境に配慮した素材使用のニーズが高まっている。

 こうした中、同社は、2008年に

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帝人フロンティア 廃棄衣料品をリサイクル、システムの構築で協業

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2022年8月29日

 帝人フロンティアはこのほど、ファイバーシーディーエム(F・CDM)と共同で、廃棄衣料品の回収、選別、再生原料化といったリサイクルシステムを構築する取り組みを開始すると発表した。

ファーバーシ―ディーエムのりんくう工場

 F・CDMが有する国内外の古着の回収ネットワーク、リユースおよびリサイクルのための選別技術と知見に、帝人フロンティアが長年培ってきたポリエステルのリサイクル技術を組み合わせ、廃棄衣料品から再生ポリエステル原料を作るリサイクルシステムの構築を目指す。

 国内では、

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帝人フロンティア 高強度RFIDタグ販売、耐久性と柔軟性を両立

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2022年7月28日

 帝人フロンティアはこのほど、耐久性と柔軟性をあわせもつ高強度RFIDタグ「RECO TAG(レコ タグ)」を開発し、今月から販売を開始すると発表した。

「レコ タグ」

 「レコ タグ」は、アラミド繊維を芯にして銅メッキを施した導電糸を束ねてフッ素樹脂コーティングしたアンテナ線を使用。そのため数十万回の屈曲が可能となり、高い強度と高弾性、耐熱性を発揮することで、高温洗浄・乾燥が必要な工業洗濯を行う製品にも使用できる。」

 また、

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帝人フロンティア ポリエステル繊維、新リサイクル技術開発

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2022年5月25日

新触媒で「繊維to繊維」実現、3年後に商業化

 帝人フロンティアはこのほど、新たに開発した解重合触媒を使用し、着色されたポリエステル繊維を石油由来の原料と同等の品質に再生できるリサイクル技術を開発した。今回の新技術の開発を足掛かりに、より一層のリサイクル促進による循環型社会の実現に貢献していく方針だ。

 同社は、以前からポリエステルのリサイクル事業に取り組む。ポリエステルの製造技法の1つである

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帝人フロンティア ゴム補強用ポリエステルNF短繊維を開発

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2022年5月20日

 帝人フロンティアはこのほど、補強性能に優れ、環境負荷低減に貢献するゴム補強用ポリエステルナノファイバー(NF)短繊維を開発した。

ポリエステルナノファイバーとPEの「海島複合断面」

 ゴム製品の補強効果を高めるため短繊維をゴムの補強材として用いるが、繊維が長いほどゴムへの練りこみ工程において絡みやもつれが発生しやすく、繊維の

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帝人フロンティア ポリエステル繊維を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年4月13日

 帝人フロンティアは12日、ポリエステル繊維について、5月出荷分から値上げする、と発表した。対象製品と改定幅は、ポリエステル繊維(長繊維・短繊維)および紡績糸が「50円/kg」、テキスタイルが「1mあたり10~15%」。

 原油やポリエステル原料(PTA、EG)の価格が上昇し、また、需要が拡大しているポリエステルリサイクルチップの価格も上昇している。さらに海上運賃をはじめ物流費が高騰し、急激な円安により製造コストが上昇している。

 こうした中、同社は、生産効率化や経費削減などにより販売価格の維持に努めてきたが、これらコスト上昇が自社の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給を確保するため、今回の値上げを決定した。