PTA生産・内需は伸長、BCG政策に向け産官学で連携
タイの2022年の実質GDP成長率は、昨年の1.6%増に対し、2.6%増とプラス幅が拡大した。主に観光産業、個人消費や投資といった内需の力強い回復に支えられた。引き続き、中国人観光客の戻りに伴う観光産業の活発化や、
2023年6月9日
2023年5月9日
2023年4月20日
2023年2月10日
2022年10月26日
帝人フロンティアは25日、タイでポリエステル繊維の製造・販売を展開するグループ会社のテイジン・ポリエステル(タイランド)社(TPL社)内に、自動制御が可能で高効率な最新鋭の、機能性ポリエステル長繊維の製造設備を導入し、今月から生産を開始したと発表した。生産能力は年産1500t(2023年度予定)。設備導入には約10億円を投じた。
今回導入した製造設備は、 “帝人フロンティア タイで機能性ポリエステル長繊維の製造設備導入” の続きを読む
2022年10月19日
2022年10月5日
2022年7月11日
2021年9月7日
日本ゼオンはこのほど、グループ企業であるゼオン・ケミカルズ・アジア(ZCA)が、タイのラヨーン県の拠点でアクリルゴム(ACM)の商業生産を8月から開始したと発表した。
ACMは、耐熱性・耐油性に優れた特殊ゴムの1つ。その特性を生かし、内燃機関搭載車にシールやガスケット、ホースなどの素材として使用されており、アジア地域を中心に今後も需要の増加が見込まれている。
ゼオングループではこれまで、日本(川崎、倉敷)、米国の3拠点でACMの生産を行ってきたが、今回のZCAでの商業生産開始により、グループ全体でACMの生産量が年産2万2000tに拡大。世界4拠点からグローバルに供給する体制が強化された。
日本ゼオンは、中期経営計画の全社戦略の1つに「既存事業を磨き上げる」ことを掲げ、合成ゴムを含むエラストマー素材事業では、差別化製品の強化や生産ラインの効率化を目指している。今後、ACMの需要増を着実に取り込むことで、合成ゴム事業のさらなる発展を目指していく。
2019年5月31日