日本スチレン工業会がこのほど発表した需給実績によると、8月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比6%減の4万4000tと、2カ月ぶりに4万t台前半となった。その背景として、もともと8月はお盆休みなどにより稼働日数が少ないといった季節要因があること、大幅値下げにより7月の国内出荷が急増したことによる調整が入ったことなどが挙げられる。
用途別で見ると、包装用が
2020年9月25日
2020年8月28日
日本スチレン工業会がこのほど発表した需給実績によると、7月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比1%増の5万5600tと、4月以来3カ月ぶりに5万t台を回復した。その要因として、7月にPS価格が値下げされたことや、コロナ禍の影響が弱まり需要が増加したことが挙げられる。
PSは原料価格や為替などを考慮し、四半期ごとに価格改定を行っている。4-6月期に原料ベンゼン価格が大きく下落したことから、7月からの大幅値下げが想定されていた。買い控えていたユーザーが調達に動いたと見られ、前月比では26%増と大幅プラスとなっている。また、行動制限が解除されたことで、食品包材や雑貨をはじめ、全ての用途で需要が回復傾向となっている。
用途別で見ると、包装用が
2020年7月15日
室園会長「PSの有用性とリサイクル特性を訴求」
日本スチレン工業会は14日、定例会見を開催した。新たに就任した室園康博会長(PSジャパン社長)は、「環境問題が高まる中、ポリスチレンが有用であり、リサイクル可能な環境に優しい素材であることをアピールしなければならない」とした上で、「日本プラスチック工業連盟などと協力しながら、リサイクルの仕組みづくりや技術革新に取り組んでいく」と抱負を語った。
続いてポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の出荷実績について説明を行った。2020年1-6月期のPSの国内出荷は前年同期比11%減の29万2000tだった。室園会長は、「1-3月期は比較的堅調だったが、4-6月期はコロナの影響により国内出荷が減少した。また7月の
2020年6月23日
2020年6月2日
2020年4月22日
2020年4月8日
2020年3月3日
2020年1月22日
2020年1月14日