日本プラスチック工業連盟はこのほど、米国のプラスチック貿易統計について、今年上半期(1―6月)の輸出入動向をまとめた。
プラ工連はシェール由来品の市場への影響を見るため、純原材料輸出入と製品輸出入を国別、品目別に整理しており、特に「ポリエチレン(PE)輸出動向」を注視している。
今年上半期の米国のPE輸出量は、
2018年9月13日
2018年9月10日
化学関連5団体(日本化学工業協会、日本プラスチック工業連盟、プラスチック循環利用協会、石油化学工業協会、塩ビ工業・環境協会)は7日、海洋プラスチック問題に対応することを目的に「Japan Initiative For Marine Environment」(JaIME:海洋プラスチック問題対応協議会)を設立した。
海洋プラスチック問題は、海洋に流出したプラスチックごみによる環境汚染などが、政治的にもグローバルな環境課題として認識されつつある。こうした中、プラスチック産業を含めた日本の化学産業として取るべき対応などを審議し、企画・立案・実施・推進する協議会を立ち上げた。
同日、第1回会合(発足式)後に記者会見を開催。初代会長に選任された日化協の淡輪敏会長(三井化学社長)は「化学産業界が注力しているレスポンシブルケア活動に鑑みると、海洋プラスチック問題は
2018年8月20日
日本プラスチック工業連盟はこのほど定例会見を開き、原材料や製品の輸出入状況などの報告を行った。
確報となる6月のプラスチック原材料輸出は、4カ月連続でプラスとなった。熱硬化性樹脂の数量は3万9000t(前年同月比13%増)、金額は232億7000万円(同15%増)。熱可塑性樹脂は28万2000t(同3%増)、786億7000万円(同9%増)。原材料合計では33万7000t(同4%増)、1137億9000万円(同10%増)となった。塩化ビニル樹脂は、同20%減の3万9000tと4カ月連続二桁台のマイナスで推移した。
一方、6月の原材料輸入は