レゾナックはこのほど、第3者から異議の申立てを受けていたインダクタ用磁性封止材に関する日本国特許について、2023年11月2日に、特許庁により有効と判断されたと発表した。
近年、AIや
2024年2月20日
2020年9月2日
三菱ケミカルは1日、同社が所有するリチウムイオン電池(LIB)用電解液に関する日本国特許について、再審理の結果、7月13日に特許庁は同特許を有効と判断し、特許維持の決定を下したと発表した。
同特許は、2017年に第三者から異議申し立てを受け、特許庁より一度、特許取り消し決定が下されていた。これに対し、同社は特許取消決定の取り消しを求め提訴。今回、知的財産高等裁判所での特許取消決定取消訴訟の認容判決を受け、特許庁にて再審理されていた。
同社は、車載用途LIB用電解液の性能を向上させる添加剤の検討を従来から行ってきているが、同特許はその中でも特に電気自動車(EV)の高寿命・高出力・高充電特性に関するものであり、電解液の性能向上のキーとなる技術の1つ。
同社は、新たな技術・製品・サービスを開発し、その価値を特許その他の方法で権利化して模倣などから法的に保護していくとともに、知的財産権の適切な活用を通じて幅広い分野でソリューションを提供していく考えだ。