日本触媒 所属プロゴルファーのささき選手が今季2勝目

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2018年10月30日

 日本触媒は29日、同社所属プロゴルファーのささきしょうこ選手が、26~28日に埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで行われた国内女子公式ゴルフツアー「樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント」で、通算12アンダー、204で優勝したと発表した。

 5~7日に開催された「スタンレーレディスゴルフトーナメント」に続き、今季2勝目、通算3勝目。

 ささき選手は「年初の『今期2勝』という目標を達成できてとても嬉しい。シーズンも終盤、残り試合もあとわずかだが、ここで満足せずに残り試合でも優勝できるように頑張りたい」と述べている。

日本触媒 化粧品向け天然素材で仏社と事業提携を推進

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2018年10月22日

 日本触媒は19日、GREENTECH Franceと、化粧品向け天然素材に関する包括的な事業提携を進めるための覚書(MOU)を締結したと発表した。

 MOU締結により、日本触媒と化粧品向け天然素材大手メーカーのGREENTECHは製品販売、共同研究ならびに日本での天然物素材製造で包括的な事業提携を進めていく計画だ。

 GREENTECHグループの保有する天然素材製品のアジア圏での独占販売権を日本触媒が取得することに合意し、これにより日本触媒はアジア圏でマーケティング活動を開始する予定。

 また、日本触媒が保有する天然素材の溶解性改善と安定性向上技術により、GREENTECHの保有する天然素材の高付加価値化を目指した研究に加え、アジア原産植物からの有効成分の探索も進めていく。

 さらに、顧客のニーズに素早く対応できる体制を整えるため、日本で製造合弁会社を設立する検討を開始し、今度中の投資判断を予定している。

 日本触媒は2017年度にスタートした後半中期経営計画「新生日本触媒2020NEXT」では、新規事業ターゲットとしているライフサイエンス分野の中で化粧品事業の創出に取り組んでおり、ニーズに対応した素材提供による早期の市場参入を目指し、検討を進めていく考えだ。

 

日本触媒 ベルギーでアクリル酸設備などの完工式を開催

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2018年10月5日

 日本触媒は4日、ベルギー子会社の日本触媒ヨーロッパ(NSE)が、2日に同国アントワープ州にあるNSE敷地内で、新増設備の完工式を行ったと発表した。

 式には林肇在ベルギー特命全権大使をはじめ、ベルギーのピーター・ドゥ・クレム国務長官ら、関係者約100人が出席した。

 新増設された設備は高吸水性樹脂(SAP)製造設備の増設(10万t/年)と、その主原料となるアクリル酸(AA)製造設備の新設(10万t/年)で、今回の設備投資額は約3億5000万ユーロ。SAPの生産能力は既存能力6万t/年と合わせて計16万t/年となった。

 完工式に列席した日本触媒の五嶋祐治朗社長は「従来NSEではSAPのみを生産していたが、今回新たにAAプラントを建設したことにより、AA・SAPの垂直統合の強みを最大限発揮できるようになった」と述べた。

 同社グループのコア事業の1つであるSAPは、紙おむつの原料としてグローバルで需要が堅調に伸びており、欧州でも中欧・東欧圏を中心に堅調な伸びが見込まれている。その需要に適切に対応していくため、今回、SAP生産設備を増強することで欧州市場での供給体制を拡充した。

 また、SAPの主原料AAの生産設備を新設したことで、欧州での原料からの一貫生産体制が整った。これにより、SAPのグローバルな安定供給体制をさらに強化する。

 なお、今回の新増設により同社グループが保有するAAとSAPの生産能力(2018年末の見込み)は、AAが88万t/年、SAPが71万t/年となる。同社は、今後もSAPトップサプライヤーとしての地位をより強固にしていく考えだ。

日本触媒 池田全德相談役がベルギーから勲章を授与

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2018年10月3日

 日本触媒はこのほど、池田全德相談役がベルギーから王冠勲章コマンドール章を受章したと発表した。授章式は9月27日に、駐日ベルギー大使館で行われ、ギュンテル・スレーワーゲン大使から同章が授与された。

 王冠勲章コマンドール章は、ベルギー王冠勲章の中で、外国の民間人を叙勲する勲章としては最高位。

 同社は1999年に、紙おむつなどの材料である高吸水性樹脂生産の欧州拠点として日本触媒ヨーロッパ(NSE)を同国に設立した。世界的な需要の拡大に応えるため、今年、NSEに高吸水性樹脂製造設備の増設(10万t/年)と、主原料アクリル酸製造設備の新設(同)を行った。今回の増設により、高吸水性樹脂製造設備は既存能力の6万t/年と合わせて、計16万t/年となった。

 また、2012年には同国のユミコア社との合弁会社を設立し、自動車触媒事業のグローバルな展開を進めてきた。今回の受章は、NSEへの投資拡大やユミコア社との合弁事業推進による、ベルギーと日本の経済関係発展への貢献などが評価されたことによるもの。

日本触媒 インドネシアで森づくり、社会貢献活動

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2018年10月1日

 日本触媒はこのほど、インドネシアで社会貢献活動「生物多様性保全と日尼友好バンテン湾の森」づくりを新たに開始し、開所式と第1回目の植林活動を行ったと発表した。

 同活動は2008年から取り組む「日本触媒の森」づくりの1つとして、エビ・カニなどの生息地確保、高波による海岸線浸食の防止を目的とし、インドネシアの海岸にマングローブの森をつくる活動。現地NGOの協力を得て5年間でヒルギ科の苗木3万本の植林を計画している。

 開所式には、来賓としてセラン市長、バンテン州環境局の職員が出席、今回の活動が地域の発展に寄与するものとして歓迎の意を表した。五嶋祐治朗社長による記念植樹の後、社員ボランティアと現地グループ会社の社員が共同で植林を開始し、さらに現地水産学校の学生も作業に加わり、友好的な雰囲気の中での活動となった。

 同社はCSRの一環として10年間継続して「日本触媒の森」づくりを行っている。今後も生物多様性・自然環境の保全、地域への貢献のために、同社グループを挙げてさらなる活動の充実をはかっていく。

日本触媒 人事(10月1日)

2018年9月28日

 [日本触媒・人事](10月1日)▽総務部長田畑敦士▽周年事業準備室長、東京総務部長鎌谷賢二▽監査役付主幹部員和田輝久。