[日本酸素ホールディングス/3月期中間決算](1日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結(国際会計基準:IFRS)=売上収益447,374(16.4%)、コア営業利益49,844(35.7%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益34,291(63.3%)
日本酸素ホールディングス 3月期中間決算(1日)
2021年11月2日
2021年11月2日
2021年8月2日
日本酸素ホールディングスは29日、アジア・オセアニア事業会社の1つNIPPON SANSO(THAILAND)が、タイ東部ラヨーン県で建設を進めていた空気分離装置が完成し、操業を開始したと発表した。タイでは、持続的成長を可能とするための経済発展計画「タイランド4.0」が進められている。
同構想の中核である「東部経済回廊(EEC)」は、タイ東部の3県(チョンブリ県・ラヨーン県・チャチュンサオ県)を経済特区として開発する計画で、同地区を中心に産業ガス需要の持続的増加が期待されている。
NIPPON SANSO(THAILAND)では、空気分離装置をバンコク周辺地区で2工場、タイ北部のチェンマイ周辺地区で1工場稼働させ、バルクガス事業を展開してきた。
今回、両地区での需要増と安定供給強化に対応するため、7月からラヨーン工場の操業を開始した。これにより同社は、大口需要顧客へのガスのパイピング供給と併せて、液化ガスの販売による事業基盤の拡充と事業拡大を図っていく。
2021年8月2日
2021年7月9日
日本酸素ホールディングスはこのほど、アジア・オセアニア事業会社の1つであるニッポンサンソインガスコ(NSインガスコ)が、フィリピンBatinoの工業団地カランバプレミアインターナショナルパーク内に2号目となる窒素ガスプラントの稼動を開始したと発表した。
同プラントは、NSインガスコの子会社であるニッポンサンソインガスコ フィリピン(NSI-PH)が所有。世界的な電子部品の開発・製造会社であるサムスン電機グループであるSamsung Electro-Mechanics Philippines Corporation(SEMPHIL)社向けに約1Kmの埋設配管を通じて窒素ガスをパイピング供給している。SEMPHIL社には、1号機(NSI‐PH社所有)が2017年11月から窒素ガスを供給しており、窒素ガス需要の高まりに対応するべく、今回、2号機を増設した。
NSインガスコのRaymond Chu社長は、「今回の投資は、NSインガスコグループによるSEMPHIL社へのコミットメント、またフィリピン経済の回復と成長に対する信頼の証でもある」と述べている。
NSインガスコグループはルソン島に3つの空気分離装置を保有。あらゆる産業向けに液化酸素、液化窒素、液化アルゴンなどの産業ガスを供給しており、さらにオンサイトプラントの運用を支援する基盤にもしている。これら空気分離装置による充実したバックアップ体制、大陽日酸製窒素製造装置を採用したオンサイトプラント方式、そして同社の高度な訓練を受けた経験豊富な技術者が運転・保守を行うことで、ガス供給先に高品質な窒素ガスの安定供給を可能にしており、フィリピン国内に十基以上の窒素ガスプラントを所有、設置している。
日本酸素ホールディングスグループは今後も、事業会社を通じガスの安全・安定供給体制をさらに充実させ、各地域の産業の発展と企業価値の向上をめざしていく。
2021年6月29日
日本酸素ホールディングスはこのほど、100%子会社のマチソン・トライガス(米国テキサス州)を通じて、イリノイ州の食品冷凍機器メーカーであるクライオジェニック・システムズ・エクイップメントおよびCSEパーツ(以下総称してCSE社)がもつ事業と事業資産を取得したと発表した。
マチソン社では前中期経営計画の戦略に基づき、米国での積極的な設備投資とM&Aを推進し、事業エリアの拡大と事業の厚み構築、製品群の拡充を図ってきた。中でも炭酸・ドライアイス事業は、食品加工・低温輸送向けなどに米国内での需要が増加していることから、成長分野の1つに位置づけ、供給能力とネットワークの拡充に取り組んでいる。
マチソン社は2017年にカリフォルニア州のMBI クライオジェニックス社の事業買収を通じて食品冷凍機器事業に参入しているが、今回のCSE社の事業買収により米国中西部周辺の顧客へのアクセスが改善され、また両事業を組み合わせることでエンジニアリング能力の向上や新製品の開発などのシナジー効果の創出を図るとともに、液化窒素、炭酸、ドライアイス、冷凍機器まで含めたトータルソリューションを提供する体制を確立する。
2021年5月13日
2021年5月11日
2021年2月3日
2021年2月3日
2020年11月2日