星光PMC 12月期決算(13日)

2019年2月14日

[星光PMC/12月期決算](13日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高25,889(3.2%)、営業利益1,966(▲11.3%)、経常利益2,080(▲15.6%)、純利益1,561(▲21.9%)。

 

 

星光PMCの1-9月期 増収も原料価格値上がりで減益に

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2018年11月14日

 星光PMCが13日に発表した2018年12月期第3四半期の連結決算は、販売先業界の経営戦略に対応した差別化商品を市場に投入した結果、売上高は前年同期比5%増の191億円となった。

 しかし、営業利益は原料価格の値上がりの影響などにより、同9%減の14億円、経常利益は持分法による投資利益の減少などで、同13%減の15億円、純利益は同17%減の12億円と、利益項目はいずれも減益となった。

 製紙用薬品事業では、製紙業界の紙・板紙の国内生産が同2%減の1941万tとなった中で、同社グループは、国内市場・中国市場で差別化商品の売上増加に努めた。この結果、同事業の売上高は同11%増の128億円。 セグメント利益は原料価格の値上がりの影響などで、同1%減の12億円だった。

 印刷インキ用・記録材料用樹脂事業については、印刷インキの国内生産は同3%減の24万3000tと需要が減少傾向となる中、オフセットインキ用樹脂・記録材料用樹脂の売上高が減少した。フレキソ・グラビアインキ用樹脂の売上高は増加したものの、同事業の売上高は同1%減の38億円となった。 セグメント利益は、原料価格の値上がりの影響などで、同15%減の2億円。

 化成品事業の売上高は、主力製品の輸出売上の減少で、同13%減の25億円、セグメント利益は売上高の減少などにより、同30%減の3億円だった。

 通期の業績予想については変更していない。

星光PMC 中計目標未達の見通しも手応え

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2018年8月28日

 星光PMCの滝沢智社長は、27日に開催した2018年1―6月期の決算説明会で、今年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画「CS VISION‐Ⅱ」について、売上高・営業利益ともに目標が未達になる見通しを示した。

 その要因として、滝沢社長は「足元の厳しい原料動向に加え、計画通りの拡販ができなかった」ことを挙げた。その一方で、前中計の業績に比べると「営業利益水準については、大幅なレベルアップができた」と手応えを口にした。

 現中計の最終年度の売上高目標は272億円、営業利益目標は22億円。これに対し、通期の売上高見通しは前年比4%増の259億円、営業利益は10%減の20億円を見込む。

 一方、1―6月期は売上高が前年同期比7%増の126億円、営業利益は同3%減の10億円。営業利益は金額では前年同期に比べ3400万円の減益となった。

 増益要因として

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