東ソー PPS樹脂値上げ、固定費・物流コストが上昇

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2024年6月6日

 東ソーは5日、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂「サスティール」全グレードを6月17日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「40円/kg以上」。

 同社はこれまでPPS樹脂の品質向上や安定供給、コスト削減に努めてきたが、種々の物価高騰を背景とした固定費、物流コストの上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えている。こうした状況下、今後の安定供給維持のためには採算是正が必要との判断から、価格改定の実施を決定した。

東ソー 組織改正(2024年6月21日)

2024年6月3日

[東ソー/組織改正](6月21日)①「研究本部」を新設▽研究本部の下部組織として、「先端融合研究センター」「石化・高分子研究センター」「機能材料研究センター」を新設▽研究企画部を「研究企画管理部」に改称し、MIセンターと共に研究本部の下に設置▽現在のアドバンストマテリアル研究所とファンクショナルポリマー研究所を廃止し、新設した「先端材料研究所」に次世代材料研究を集約。※これに伴い、6研究所を3研究センターの下部組織として再編②広報室を「広報・IR室」に改称③「CO2削減・有効利用戦略室」を本社組織へ変更④四日市事業所に「GT-5プロジェクトチーム」を新設。

東ソーの3月期 クロル・アルカリ事業の黒字化で増益

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2024年5月14日

 東ソーは13日、2024年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比6%減の1兆56億円、営業利益7%増の798億円、経常利益7%増の959億円、純利益14%増の573億円だった。

 坂田昌繫執行役員経営管理室長は “東ソーの3月期 クロル・アルカリ事業の黒字化で増益” の続きを読む

東ソー 「苗木基金」創設、山口県の林地残材を有効活用

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2024年5月9日

 東ソーはこのほど、山口県内の森林で伐採された林地残材の有効活用と、伐採後の森林における再造林を促進するため、「東ソー苗木基金」を創設し、山口県および山口県森林組合連合会と「東ソー苗木基金に関する協定書」を締結したと発表した。

「東ソー苗木基金」スキーム

 林地残材から生産された燃料用チップを、

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東ソー 分離精製剤の生産能力増強、四日市に設備を新設

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2024年5月9日

 東ソーは8日、バイオ医薬品などの製造工程で使用される分離精製剤について、四日市事業所(三重県四日市市)に製造設備を新設すると発表した。投資金額は約140億円。2027年6月の商業運転開始を予定しており、生産能力は現有能力の約20%増となる。

 バイオ医薬品市場は

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