東亞合成 新中計始動、R&Dと生産基盤の強化に重点

, ,

2023年2月2日

 東亞合成は新年度を迎え、2023~2025年の3年間を対象とする、同社グループの新たな中期経営計画「Leap Forward to the Next 2025」を始動させた。

新中計最終年度の数値目標

 企業理念「素材と機能の可能性を追求し、化学の力で新しい幸せをあなたへ届けます。」に基づき、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

東亞合成 塩素製品を値上げ、コスト上昇で来月から実施

, ,

2023年1月12日

 東亞合成は11日、液体塩素と気化塩素を2月1日出荷分から値上げすることを決め、需要家との交渉に入ると発表した。改定幅は、いずれも「15円/kg以上」。

 原燃料価格や物流費の上昇により、対象製品の収益が圧迫されている。同社では、生産効率化や物流合理化によるコスト削減を行ってきたものの、自助努力だけでは限界があることから、安定生産と安定供給を継続するには製品価格の改定が必要と判断した。

 

東亞合成 工業用接着剤と粉体塗料を値上げ、1月に実施

, ,

2022年12月15日

 東亞合成は14日、工業用接着剤製品と粉体塗料製品を、2023年1月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、工業用接着剤(「アロンアルフア」「アロニックス」「アロンメルト」「アロンマイテイ」、ホットメルト型、溶剤型ほか)と、粉体塗料「アロンパウダー」。改定幅はいずれも「10%以上」。1年ぶりに価格改定を実施する。

 背景には、原燃料価格の大幅な上昇による対象製品の収益圧迫がある。同社はこれまでも製造原価の低減を行ってきたが、自社努力だけでは限界があることから、今後も製品の安定供給を維持するには、製品価格の改定が必要と判断した。

 

東亞合成 MTアクアポリマーの出資比率を90%に変更

, , ,

2022年12月9日

 東亞合成は8日、連結対象会社であるMTアクアポリマー(MTAP)について、出資比率を変更することに三井化学と合意したと発表した。来年1月1日から出資比率は東亞合成が90%(現在51%)、三井化学が10%(同49%)となる。

 MTAPは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

東亞合成 役員人事(2023年1月1日)

,

2022年12月1日

[東亞合成・役員人事](2023年1月1日)▽代表取締役副社長兼経営戦略本部長美保享▽退任(同)、取締役石川延宏▽執行役員西尾竜生▽同役員業務本部長兼本社営業部長小淵秀範▽同役員山田修三▽同役員基幹化学品事業部長兼同事業部アクリルモノマー部長髙山昭二▽同役員経営戦略本部五十嵐一郎▽同役員ポリマー・オリゴマー事業部長兼同事業部オリゴマー部長西谷太▽同役員名古屋工場長丸本悦造▽同役員高岡工場長兼同工場管理部長野村幸司▽フェローR&D総合センター長兼同センターモビリティ研究所長兼研究開発本部川崎研究所設立準備室長河合道弘(2023年3月下旬の定時株主総会)▽取締役業務本部長兼本社営業部長小淵秀範▽相談役石川延宏▽執行役員横浜工場長加藤純一▽同役員Toagosei America Inc.社長岡嵜栄一▽同役員MTアクアポリマー社長木村幸治▽同役員新製品開発事業部長松崎英男▽参与西尾竜生▽同山田修三。

東亞合成 組織改正(2023年1月1日)

2022年11月29日

[東亞合成/組織改正](2023年1月1日)①研究開発力の強化▽首都圏に研究開発拠点を設立し、独創的な新製品の開発と新事業の更なる拡大を加速するため、「川崎研究所設立準備室」を設置する②ESG経営の深化▽持続可能な社会の実現と企業価値向上を同時に実現するため、水素ステーション、再生可能エネルギー、植物工場などの事業を推進する「サステナビリティ事業部」を設置する。

東亞合成、中計3ヵ年の取り組み、成長戦略が進展

, ,

2022年8月29日

次世代担う技術芽吹き、DDSなど新領域を拓く

 今期を最終年度とする中期経営計画「Stage up for the Future」(2020~2022年)を進める東亞合成は、基本方針に掲げる「高付加価値事業の拡大」「将来を支える第四の柱事業の創出」「基盤事業の強靭化」に取り組んでいる。

髙村美己志社長=8月4日、決算説明会

 前中計までに、アクリルポリマーなどアクリル川下製品の拡大やリチウムイオン電池(LIB)負極用バインダーの生産体制構築、高機能接着剤の開発と拡充、半導体市場の成長を捉えた高純度液化塩化水素の増強・拡販に加え、海外工場の新設や海外での販路拡大など企業成長に向けた戦略を進展させ、基盤固めを行ってきた。現中計ではこうした継続課題を引き継ぐとともに、「第四の柱」を担う新たなビジネスの創出に注力している。

 2020年11月、同社の

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

東亞合成の上期 接着材料が大幅減益、減販と先行投資

,

2022年8月1日

 東亞合成が29日に発表した2022年12月期の上期(1-6月期)連結決算は、増収減益となった。売上高は前年同期比5%増の780億円、営業利益は13%減の79億円、経常利益は5%減の94億円、純利益は5%増の74億円だった。

 売上高は接着材料事業以外は増収となったものの、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について