東海カーボンの1-3月期 主要事業が堅調で増収増益

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2023年5月15日

米国市場が好調維持、景気減速で先行き不透明に

 東海カーボンの2023年12月期第1四半期(1-3月期)連結決算は、売上高が前年同期比25%増の865億円、営業利益45%増の115億円、ROS(売上高利益率)13.3%(1.9ポイント上昇)となった。カーボンブラックを中心に主要事業が堅調に推移し、大幅な増収増益となっている。

 12日に決算会見を開催し、長坂一社長が説明を行った。黒鉛電極事業は、

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積水化学工業と東海カーボン CCUSプロセスの開発で提携

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2023年4月24日

CO2を2段階で炭素、固体炭素での貯留も検討

 積水化学工業と東海カーボンはこのほど、両社の技術を用いて革新的なCCUS(CO2の回収・有効利用・貯留)プロセスの実用化を目指し、パートナーシップを締結した。

CCUSの実用化に向けたイメージ

 積水化学のケミカルルーピング反応技術で

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東海カーボン、新中期経営計画を発表、営業利益690億円目標

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2023年2月13日

主力事業を成長軌道に回帰、積極的な投資も継続

 東海カーボンは10日、新中期経営計画「T-2025」(2023~2025年度)を発表し、決算会見において長坂一社長が説明を行った。同社は経営環境の変化に柔軟に対応するため、2019年から年次で中計のローリングを行っている。長坂社長は

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東海カーボンの1-9月期 黒鉛電極とCBが好調で増益

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2022年11月9日

FC事業はSiC向けが拡大、積極的な投資継続

 東海カーボンの2022年12月期第3四半期(1―9月期)連結決算は、売上高が前年同期比33%増の2463億円、営業利益59%増の280億円となった。主力の黒鉛電極事業とカーボンブラック事業が好調だったことや、

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東海カーボン カーボンブラシ事業終了、需要が減少

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2022年10月5日

 東海カーボンはこのほど、カーボンブラシ事業を終了すると発表した。直流電動機の減少による需要減、原材料・各種部材の調達先の廃業などにより、事業環境が年々厳しさを増している。

 こうした状況を踏まえ、同社は中期経営計画において事業ポートフォリオの最適化を基本方針として掲げる中、様々な観点から経営資源の最適化について検討し、今回、ブラシ事業を終了することを決定した。