[東海カーボン/1―3月期決算](11日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高69,512(28.8%)、営業利益7,938(94.7%)、経常利益8,406(110.2%)、純利益4,044(105.5%)。
東海カーボン 1-3月期決算(2022年5月11日)
2022年5月12日
2022年5月12日
2022年2月18日
2022年2月9日
2022年2月9日
2021年12月10日
買収2社を統合、中国以外で最大サプライヤーに
東海カーボンはこのほど、アルミ精錬ライニング事業について、事業説明会を行った。説明会には独Tokai COBEX(TCX)のFrank Goede社長が、現地からオンラインで参加している。
東海カーボンは2018年に独COBEXを買収し同事業に参入。昨年には仏カーボン・サボワ社を買収し、TCXに統合した。同事業は、アルミ精錬用カソードが全体の約70%、高炉用ブロック15%、炭素電極12%、押出材3%で構成。ポーランド(2工場)とフランス(2工場)で製品を製造し、インドや中近東、中国をはじめ世界に供給している。
Frank社長は「2020年にはこれまで競合だった仏サボワ社を買収したことで、
2021年11月17日
東海カーボンはこのほど、完全子会社である東海炭素(天津)の全株式について、Cabotの中国子会社に譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結したと発表した。
東海カーボンは、中国のカーボンブラック需要に対応するため、2004年に中国・天津市の天津経済技術開発区に東海炭素(天津)を合弁で設立。2013年には、全持分を取得し完全子会社化するなど、高品質なカーボンブラックの供給を通じて、タイヤ、工業用ゴム部品メーカーを中心とする顧客の要望に応えてきた。しかし、中国市場の競争激化に加え、環境規制の強化による操業規制など、事業環境は年々厳しさを増している。
こうした状況を踏まえ、東海カーボンは、中期経営計画に沿い事業ポートフォリオの最適化(選択と集中)を進める中、様々な観点から経営資源の再分配について検討し、東海炭素(天津)の事業売却を決定した。
なお、これに伴い第4四半期(10-12月期)に特別損失約25億円を計上、通期業績予想も純利益のみ95億円(前回予想比25億円減)に下方修正している。
2021年11月8日
2021年11月5日
2021年10月5日
2021年9月7日
東海カーボンは6日、仏グループ会社のトーカイ・コベックス・サボワ社が、新たに、仏政府復興計画「レジリエンス」の助成対象企業に選ばれたと発表した。なおトーカイ・コベックス・サボワ社は、すでに「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」の欧州委員会バッテリー開発補助金対象企業に選定されている。
仏政府は、コロナ禍からの回復を目的とした復興計画「レジリエンス」を発足。その一環としてカーボンニュートラルをサポートする環境改善、バイオテクノロジー、エネルギー産業への呼びかけを今年3月に行っていた。
トーカイ・コベックス・サボワ社は、欧州での地産地消を目指すEV用電池メーカー向けに、仏拠点の既存黒鉛生産設備を活用した負極材供給プロジェクトを進めており、補助金認定を受けることとなった。
東海カーボンは、今回の認定を受け、環境負荷低減に貢献する製品供給はもちろん、仏拠点の強みであるCO2排出を極小化できる製造プロセスをさらに進化させることで、持続可能な循環型社会の実現に向けて引き続き注力していく。