帝人はこのほど、気候変動イニシアティブ(JCI)が発信した、再エネの導入加速と実効性の高いカーボンプライシング(CP)の早期導入により、気候危機およびエネルギー危機の克服を目指すことを日本政府に求めるとともに、自らも率先して行動することを宣言する声明に賛同した。
声明では、
2023年5月17日
2022年7月5日
2021年5月26日
2021年2月24日
帝人はこのほど、気候変動イニシアティブ(JCI)が求める再生可能エネルギー比率の引き上げを求める声明に賛同した。JCIのメンバー企業である同社は、長期ビジョンに「未来の社会を変える会社」になることを掲げており、持続可能な社会実現への貢献を目指す企業として、同声明に賛同した。
同声明は、日本での2030年までの再エネ電力の導入目標を現在の22~24%から、今年策定される次期エネルギー基本計画の中で、欧米諸国に近い水準である40~50%にまで引き上げることを国に求めるもの。意欲的な目標とすることで、脱炭素化が進む世界のビジネスの中にあって日本企業がより大きな役割を果たし、気候危機回避に向けた挑戦に一層積極的に貢献することを提唱している。
同社グループは、環境負荷低減の長期目標として、CO2排出量を2050年までに実質ゼロとすることを掲げており、その取り組みを通じて再エネ電力の導入を推進していくことにしている。