日本化学工業協会 化学製品のライフサイクル評価、第4版を発刊

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2022年1月25日

 日本化学工業協会はこのほど、「国内および世界における化学製品のライフサイクル評価(cLCA)第4版」を発刊した。

 cLCA(カーボン‐ライフサイクル分析)手法は、日化協が、ライフサイクルを通じた化学製品のGHG(温室効果ガス)排出削減への貢献を定量的に表現する算定方法。同協会では、2011年の初版以来、評価対象年次を2020年として推定し、第三版(2014年)まで発刊してきた。今回、評価対象年次を2030年として、市場規模に関する部分の推計方法とデータを中心に更新し、全14事例を収載した第4版を作成した。

 今後も、製品の製造から使用・廃棄段階を含めたGHG排出削減や、ライフサイクルでの評価方法の確立などに取り組んでいく。なお、事例第4版は同協会サイト(https://www.nikkakyo.org/basic/page/5863)で閲覧できる。