東北大 高速量子ビット読み出し手法をグラフェンで実現

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2023年7月25日

 東北大学大学院ら研究グループはこのほど、微小グラファイト電極を使ったデバイスと回路を作製することで、高周波反射測定と呼ばれる高速読み出し手法をグラフェンデバイスで実現し、量子伝導状態の測定を行った。

 さらに数値計算で同手法により

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九州大学など 全固体電池実現へ前進、電解質の低温焼結成功

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2023年7月20日

 九州大学大学院、物質・材料研究機構(NIMS)らの研究グループは、酸化物固体電解質の中でも高いイオン伝導度をもつLi7La3Zr2O12(LLZ)に焼結助剤をナノレベルで複合化した独自材料を新たに開発し、イオン伝導度の低下を引き起こすことなく、汎用的なセラミックプロセスの焼結温度を750℃に低温化することに成功した。

研究グループが作製した全固体電池の充放電サイクル特性と正極層の拡大図(右上)

 同材料では、接触面積が増加し

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大阪大学と理化学研究所 13種類のがん、発症に関わる遺伝子を解明

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2023年7月12日

 大阪大学と理化学研究所の研究グループはこのほど、13種類のがんについて118万人のヒトゲノム解析を行い、「遺伝的素因(生まれもったがんへのかかりやすさ)」に影響を与える遺伝子多型(ヒトゲノム配列上の個人差)を新たに10ヵ所同定した。

がん発症に関わる遺伝子解析

 これまで、主に欧米人のゲノムワイド関連解析(GWAS)により

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北海道大学 化学反応を自在に設計するプラットフォーム開発

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2023年7月11日

 北海道大学の研究グループはこのほど、化学反応経路の幅広い活用と社会への普及を目的に、人工力誘起反応法(AFIR法)から生み出された化学反応経路データを、ソフトなどを一切インストールすることなく、ウェブ上でクリックのみで検索、可視化、探索、設計を実現するプラットフォームを開発した。同大学創成研究機構化学反応創成研究拠点「WPI‐ICReDD」、同大学院理学研究院の髙橋啓介教授、前田理教授らの研究グループによる成果。

化学反応創製プラットフォーム「SCAN」。ウェブで無償公開している

 研究グループはこれまで、AFIR法は

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信州大学 引裂性に優れ繰返し成形使用が可能なゴム材料

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2023年6月29日

 信州大学学術研究院の鈴木大介准教授らの研究グループはこのほど、切れ目(傷)からの亀裂が進展しにくい高分子微粒子から形成したゴム材料(フィルム)を開発した。

亀裂が進みにくいゴム材料(引っ張り外観)

 高分子微粒子の水分散液(合成ラテックス)を乾燥させると、

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関西学院大学と広島大学 太陽光で医薬品の有用化合物を簡便合成

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2023年6月28日

 関西学院大学生命環境学部の白川英二教授、広島大学大学院先進理工系科学研究科の安倍学教授らの研究グループはこのほど、太陽光エネルギーを利用し、医薬品の有用化合物であるビアリール化合物を簡便に合成する新手法を見出した。豊富に存在する太陽光エネルギーを使う物質変換反応を工場レベルでの合成プロセスに移行することにより、サステイナブルケミストリーへの寄与が期待される。 

ビアリール化合物の従来の合成手法と光をエネルギー源にする新手法

 研究グループは、太陽光に

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東大など グリーンアンモニア合成につながる反応を開発

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2023年1月6日

 東京大学大学院らの研究グループはこのほど、常温常圧の温和な反応条件下で可視光をエネルギー源とし、窒素ガスからアンモニアを合成する世界初の反応の開発に成功した。

 イリジウム光酸化還元触媒(光触媒)と

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東京大学 水電解を効率化する酸素生成触媒機能を発見

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2022年3月2日

 東京大学大学院総合文化研究科・内田さやか准教授らの研究グループは、水電解(水の電気分解)による酸素生成反応を促進する、ポリオキソメタレート(金属酸化物クラスター)と金属錯体から成る結晶性材料を開発した。

 また、結晶性材料での金属錯体からポリオキソメタレートへの電子供与が、

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