積水化学工業の100%子会社である積水テクノ成型は3日、「セキスイ止水板プラバリア」を発売したと発表した。同社として防災対策事業に進出し、国土強靭化、防災・減災への社会課題解決に貢献していく。
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2024年7月4日
2019年8月9日
積水化学工業は8日、インド北西部のグジャラート州マンダルに、「セキスイDLJMモールディング」の第4工場を新設すると発表した。同社は車輌内外装向け射出成型品の生産・販売を行う合弁会社。第4工場の新設に要する投資額は約9億円、稼働は来年4月を予定している。
積水化学の高機能プラスチックスカンパニーは、戦略分野の1つである車輌・輸送分野で、射出成型事業を主要事業の1つと位置づけている。同事業の新興国市場でのビジネスの拡大を目指し、インドで2011年8月、現地企業「Dipty Lal Judge Mal」との合弁で、セキスイDLJMモールディングを設立し、事業を開始した。
その後、インドでモータリゼーションの拡大を背景に事業規模を拡大してきたが、今後見込まれるさらなる需要増に対応するため、インド北西部で初となる工場を新設することにした。
これにより、インドでの生産能力を約20%増強し、事業拡大を図る。セキスイDLJMモールディングは、第4工場の稼働効果などで、2022年度に売上高90億円を目指す。
なお、積水化学グループの事業主体は、積水化学の100%子会社である積水テクノ成型が担当する。