積水化成品工業 発泡ポリスチレンシート値上げ、8月から

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2024年7月10日

 積水化成品工業は9日、発泡ポリスチレンシート(PSP)「エスレンシート」について、8月1日出荷分から値上げすることを決定し需要家との交渉を開始したと発表した。改定幅は、一般原反・ラミネート原反ともに「19円/kg以上」。

 ポリスチレン(PS)樹脂は、主原料となるナフサ・ベンゼン価格の上昇に円安影響も加わり、7月に今年3度目となる値上げが行われた。同社は、生産性改善など徹底したコストダウンを継続しているが、企業努力のみで価格上昇分を吸収することが困難なことから、安定供給と事業継続のため、今回の値上げを打ち出した。

 

積水化成品工業 人事(2024年5月30日)

2024年5月20日

[積水化成品工業・人事](5月30日)▽第1事業本部樹脂事業部長江尻暁▽出向積水化成品北海道代表取締役社長高橋謙司▽同積水化成品西部代表取締役社長西崎智也▽同積水化成品ヤマキュウ代表取締役社長井上賀文▽積水化成品ウレタン代表取締役社長徳武芳一。

積水化成品工業 PSP値上げ、原料と事業維持のコスト上昇

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2024年4月3日

 積水化成品工業は2日、発泡ポリスチレンシート(PSP)「エスレンシート」について、5月1日出荷分から値上げすることを決定し需要家との交渉を開始したと発表した。改定幅は、一般原反・ラミネート原反ともに「32円/kg以上」。内訳として、原料価格変動分が「20円/kg以上」、事業維持コスト分が「12円/kg以上」となる。

 PSPの原料であるポリスチレン(PS)樹脂の主原料となるナフサ・ベンゼン価格が昨年秋口より上昇し、円安も重なってPS価格の上昇が相次ぐ。加えて、人件費や物流費なども高騰し、生産設備更新の費用も増加している。

 こうした中、同社は、こうしたコスト上昇分を自助努力だけで吸収しきれないと判断し、安定供給と事業継続のため、今回の値上げを打ち出した。

 

積水化成品工業 発泡スチロールの回収・再資源化事業を開始

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2024年3月14日

 積水化成品工業はこのほど、経済産業省および環境省より「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づく、自主回収・再資源化事業計画の認定第3号を取得し、発泡スチロールを回収する、自主回収・再資源化事業を開始した。

発泡スチロールの自主回収・再資源化事業のイメージ

 対象地域

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積水化成品工業 非フッ素系分散剤を実用化、PFAS代替

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2024年2月2日

 積水化成品工業は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粒子の高濃度水分散体が作成可能な非フッ素系分散剤の実用化を加速する。

 PFASは

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