2025年3月期第1四半期（4―6月期）

　チッソは9日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績を発表した。売上高は前年比15％増の354億円、営業利益28％増の3億円、経常利益86％増の5億円、純損失2億円（同2億円増減）となった。なお、今回からセグメントを変更している。

　高機能材料事業は

　カネカの2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績は、売上高は前年同期比9％増の1983億円、営業利益83％増の103億円、経常利益52％増の101億円、純利益66％増の70億円の増収増益だった。

　決算説明会で小森敏生取締役常務執行役員は

　クレハは8日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績（IFRS）を発表した。売上収益は前年同期比4％減の419億円、営業利益35％減の32億円、純利益11％減の29億円の減収減益だった。リチウムイオン二次電池（LIB）用バインダー向けフッ化ビニリデン樹脂（PVDF）の数量・単価の下落と稼働率の低下、農薬工業薬品、家庭用品の数量減少が主な要因だ。

　セグメント別では、

　日本触媒は7日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績（IFRS）を発表した。売上収益は前年同期比8％増の1051億円、営業利益23％減の52億円、純利益1％増の46億円だった。販売数量増による増益要因があったものの、スプレッド縮小や、前年度に発生した固定資産売却益がなくなったことによる減益要因が上回った。

　セグメント別では、

　東レは7日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績（IFRS）を発表した。売上収益は前年同期比10％増の6377億円、事業利益68％増の368億円、営業利益83％増の381億円、純利益93％増の269億円だった。

　セグメント別では、 “東レの4-6月期　繊維や機能化成品がけん引し増収増益” の続きを読む

　デンカは7日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績を発表した。売上高は前年同期比8％増の952億円、営業利益69％増の47億円、経常利益51％増の36億円、純利益2％減の23億円の増収増益だった。電子・先端製品の販売数量増加や、原燃料価格上昇に応じた販売価格改定と円安による手取り増が主な要因だ。　

　セグメント別では、

　帝人は6日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績（IFRS）を発表した。同社は今年度からIFRSに移行している。売上高は前年同期比12％増の2553億円、事業利益2.2倍の104億円、営業利益75％増の80億円、純利益2.1倍の45億円だった。インフォコムについては、株式売却を決定しており、IT事業を非継続事業に分類し、事業利益から除外している。

　決算会見において森山直彦代表取締役専務執行役員は、

　出光興産は6日、2025年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績を発表した。売上高は前年同期比24％増の2兆2603億円、営業利益173％増の1225億円、経常利益137％増の1368億円、純利益109％増の950億円の増収増益となった。

　決算説明会で坂田貴志経理財務部長は、 “出光興産の4-6月期　油価上昇の影響で増収増益” の続きを読む