M&Aで非連続成長、海外売上高比率を20%へ
積水樹脂は、2030年3月期の75周年に向けて「積水樹脂グループビジョン 2030」を策定した。2030年の計数目標として、売上高1000億円以上、営業利益130億円以上、ROE8.0%以上を設定。M&Aなどを駆使して収益成長を図るとともに、経営基盤の強化にも取り組むことで、企業価値を高めていく。
同社は、コスト削減や効率化が功を奏し、2022年3月期には最高益を更新した。ただ売上高は頭打ちになっており、今後の利益成長が難しくなりつつある。
先日の決算説明会において馬場浩志社長兼CEOは、