DICはこのほど、ステークホルダーに向けて統合報告書「DICレポート2024」を発行した。
同社グループの
2024年7月5日
2024年6月17日
2024年6月12日
2024年6月11日
DICは10日、同社グループが取り扱う顔料製品について、7月1日出荷分より値上げすることを決定したと発表した。対象製品は無機顔料(ビスマス系顔料・焼成顔料)、一部のHPP顔料、アルミ系顔料、フタロシアニン顔料およびこれら加工顔料で、改定幅は「5~15%」(一部例外製品あり)。
近年、世界経済は地政学リスクの高まりや供給制限といった複合的な要因の影響を受けている。今年4月から再び原材料価格が上昇に転じており、すべての産業に影響を及ぼしている。
同社は、原料と顔料分散体の主要な供給元として、原材料価格の上昇を最小限に抑えるためにあらゆる努力をしているが、原材料費の増加は避けられない状況となっている。財務的な持続可能な運営を継続し、顧客に高品質な製品を提供し続けるためには、価格改定が必要と判断した。
2024年5月22日
DICは21日、子会社であるDIC北日本ポリマが、フェノール樹脂および尿素メラミン樹脂製品について、6月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、「フェノライト」「プライセット」シリーズで、改定幅は製品ごとに個別で設定し、顧客には個別で案内する。
当該製品は2022年3月に価格改定を実施したが、その後も原料価格は高値圏で推移し、今春には原料であるフェノールを中心に上昇が続く。加えて「物流2024年問題」に伴い、配送、付帯作業、保管などのコストや、製造に関わる設備修繕費、労務費などのコストも増加している。
同社は、コスト削減施策を講じ自助努力を続けてきたが、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の事業継続を図るために、価格改定が避けられないと判断した。
2024年5月20日
DICは17日、可塑剤製品を6月1日納入分から値上げすることを決めたと発表した。対象製品と改定幅は以下の通り。ポリエステル系可塑剤は「70円/kg以上」、アジピン酸系可塑剤「DOA」と「DINA」は「53円/kg以上」、トリメリット酸系可塑剤は「94~98円/kg以上」、特殊可塑剤は「65~220円/kg以上」となる。
可塑剤の主原料および包装材料は、粗原料、副資材、製造コストの増加や採算是正を理由とした価格上昇が続いている。加えて、物流業界の2024年問題に伴う物流コストの増加や、製造に関わるユーティリティ、設備修繕費、労務費などのコストも増加し続けている。
同社は、様々なコスト削減施策を講じ自助努力を進めてきたが、これらのコスト増加分を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の事業継続を図るためには価格改定が避けられないと判断した。
2024年5月16日
2024年4月25日
DICの子会社であるDICグラフィックスは24日、パッケージ印刷向けのグラビア・フレキソインキや接着剤製品、食品用金属容器などの塗料やインキ製品について、5月20日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、グラビア・フレキソインキが「50円/kg以上」、接着剤が「30円/kg以上」、製缶用塗料が「50円/kg以上」、金属インキが「70円/kg以上」。なお、大幅に原料価格が上昇している一部製品は改定幅が異なる。
同社は昨年、当該製品の値上げを行ったが、その後も酸化チタンとはじめとする対象製品の主原料は、粗原料、副資材、製造コストの増加や採算是正を理由とした価格の上昇が続く。加えて、「2024年問題」に伴う物流コストの増加など、今後の事業継続への圧迫要因が発生している。
同社は、様々なコスト削減施策を講じ自助努力による吸収を進めてきたが、これらのコスト増加分を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るため、価格改定が避けられないと判断した。
2024年4月9日
2024年3月27日