ENEOS Luupと電動マイクロモビリティの協業を開始

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2020年7月28日

 ENEOSホールディングスとLuup(ループ:東京都渋谷区)はこのほど、電動・小型・1人乗りの電動マイクロモビリティの社会普及に向けて、協業を開始すると発表した。なお、協業開始に先立ち、ENEOSホールディングスはENEOSイノベーションパートナーズを通じて、Luupへ資本参画している。

 ENEOSホールディングスは「持続可能なモビリティインフラ」をテーマに、革新的事業の創出に取り組んでいる。一方、Luupは、マイクロモビリティのシェアリング事業を通して、日本に新しい短距離移動インフラを創ることを目指している。

 昨年度に開催したENEOSホールディングス(当時のJXTGホールディングス)のアクセラレータープログラムの中で、電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティのシェアリングに関するLuupの事業提案が採択されて以降、両社は協業の検討を進めてきた。

 今後の超高齢化社会では、ワンマイルの移動手段が不十分であることによる買い物難民や高齢者の自動車事故といった課題が予想され、それを解決する乗り物として四輪キックボードやシニアカーといった電動マイクロモビリティが注目されている。

 今回の協業では、電動マイクロモビリティに関し、2023年をめどにシェアリングと最適なエネルギー供給体制の構築を行い、誰もが自由に移動できる社会の実現を目指す。また、両社は、日本国内の電動マイクロモビリティ普及の課題である規制対応についても、協業を通じて連携していく予定。両社は、顧客・社会が求めるサービスを創出し、社会の発展と活力のある未来づくりに貢献していく。

 

JXTGホールディングス 協働する6社を決定、新規事業の創出へ

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2019年11月13日

 JXTGホールディングスはこのほど、「JXTGグループアクセラレーター2019」ビジネスプラン最終選考会で、事業共創に向け協働する6社を決定した。

 JXTGグループでは、ベンチャー企業をはじめとした外部との連携による新規事業創出を促進することを目的に、昨年度からアクセラレータープログラムを実施している。2回目となる今回は「地球の未来を創るイノベーション」をキーワードとして、「2040年JXTGグループ長期ビジョン」の実現に向け、低炭素・循環型社会、街づくり、モビリティ、その他領域の4つの領域に関するビジネスプランをベンチャー企業から募集した。

 協働するのは「MI‐6」「DATAFLUCT」「Luup」「エクセリーベ」「Mountain Gorilla」「Drive Japan」。各社のビジネスプランは、MI‐6が「AIによる材料開発に関する調査・研究・コンサルティングおよび研究開発部門向けSaaS(研究開発支援ツール)、DATAFLUCTは「データの収集・統合・分析・予測モデル開発およびサービス開発・事業開発(Data as a Service)」、Luupは「電動マイクロモビリティのシェアリングサービスの展開」、エクセリーベは「マインドフルネス対話型AIによるメンタルトレーニングサービス」、Mountain Gorillaは「中小製造業のIoT化サービス、プラントへのSaaS導入」、Drive Japanは「訪日外国人向けレンタカー旅行ドライブルートプランナー」。

 6社は来年3月までの約4カ月間の事業共創期間中、JXTGグループ社員や起業支援の専門家と共同で事業化を目指し、その成果を3月19日の「成果発表会(Demo Day)」で発表する予定だ。JXTGグループは国内外のベンチャー企業との連携を通じて、イノベーションの加速と既存の枠を超えた様々な事業の可能性を開くとともに、社会的課題の解決につながる新たな価値を創造していく。