SABIC 韓国SKとの合弁会社がポリオレフィン増強

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2022年8月26日

 SABICはこのほど、韓国のSKジオセントリック(旧SKグローバルケミカルズ)との合弁会社であるSSNC(SABIC・SK・ネクセレン・カンパニー)が、「ネクセレン技術」による高度な材料ソリューションの生産のために蔚山工場の生産能力を拡張すると発表した。

 韓国ネクセレン(KNC)が運営するこの工場は、

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SABIC 高電圧耐トラッキング・難燃性PPEを発表

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2022年7月28日

 SABICはこのほど、高電圧EV電池用の絶縁フィルム向けに耐トラッキング性と極薄肉難燃性に優れたポリフェニレンエーテル(PPE)ベース樹脂を発表した。

高電圧EV電池絶縁フィルムに向けたNORYL樹脂を発表

 「NORYL NHP8000VT3樹脂」は、

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SABIC 優れた外観の発泡成形用PPコンパウンド

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2022年7月19日

 SABICはこのほど、発泡成形(FIM)に特化したPPコンパウンド3製品を発表した。欧州に続き、南北アメリカ、アジア太平洋地域でも販売を始める。発泡成形はシルバーストリーク(銀条)やスワールマーク(発泡痕)、ディンプル(凹み)など、成形品表面の美観を損ねる場合があり、目に触れない部品などの用途への適用に限られていた。

 新しいPPコンパウンドは、

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SABIC 海洋プラをリサイクルしたPBT樹脂を開発

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2022年6月8日

 SABICはこのほど、オーシャンバウンドのPETボトルを材料として、化学的にアップサイクルしたPBT樹脂「LNP ELCRIN WF0061BiQ」を発表した。

 オーシャンバウンドプラスチックは、

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SABIC、5Gアンテナ向けPPSコンパウンドを開発

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2022年5月12日

 SABICはこのほど、5G基地局のダイポールアンテナや電気電子用途に適した「LNP THERMOCOMP OFC08Vコンパウンド」を発表した。軽量でコスト効率の良いオールプラスチック製アンテナの

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SABIC 帯電防止コンパウンド、ATEX指令に対応

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2022年4月15日

 SABICはこのほど、防爆対策が求められている用途に向けて、新たに2種のLNPコンパウンド「LNP STAT‐KON DD000XI」および「LNP STAT‐LOY D3000IEU6」を発表した。

 爆発性雰囲気で使用される機器の管理においては、

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SABIC ISCC+認証のバイオベースPCを上市

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2022年2月28日

 SABICはこのほど、同社初のバイオベースのポリカーボネート(PC)コポリマー「LNP ELCRIN EXL7414B」を発表した。マスバランス手法に基づき食物連鎖と競合しない廃棄物由来のバイオベース成分を50%以上配合し、ISCC+(国際持続可能性カーボンプラス)認証を取得。

 社内予備評価によれば、化石ベースの製品と比べ、

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SABIC 自己潤滑性・着色可能な樹脂コンパウンド

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2022年1月20日

 SABICはこのほど、自動車内で発生するBSRノイズ(バズ:ブーン、軋み:キシキシ、ラトル:カタカタ音)の防止に寄与する自己潤滑性に優れた樹脂コンパウンド「LNP ルブリロイN2000コンパウンド」を発表した。

 同製品は独自に開発した

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SABIC 世界初のバイオベース高性能非晶性ポリマー

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2021年12月2日

 SABICはこのほど、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂「ULTEM(ウルテム)」と同様の高性能・加工性をもち持続可能性目標の達成に貢献するバイオベース樹脂を発表した。再生可能原料により認証取得した、業界初の高性能非晶性ポリマーだ。マスバランス手法により、樹脂100kgあたり25.5kgの化石ベース原材料を、木材産業で出る粗トール油などの廃棄物や残渣から得られるバイオベース原材料に置き換えている。

 バイオマス認証制度として広く認知されるISCC+(国際持続可能性カーボン プラス)認証を取得。ISO準拠のライフサイクル分析の内部評価では、CO2削減量は化石ベースの現行グレードと比べて最大10%まで削減できる。「ウルテム」同様に機能し、UL94やREACH規制、RoHS指令、また世界的な飲料水基準「連邦航空規則」やFDA食品接触基準に準拠するなど、各種業界の規制要件を満たしている。

 長期間の高耐熱性、耐薬品性、優れた機械的・構造的特性、寸法・加水分解安定性、優れた加工性や難燃性といった性能特性を維持し、従来の「ウルテム」に対するドロップイン(直接置き換え可能)材料として、製品設計や製造プロセスの調整は不要だ。同等性能の化石ベース材料と同様の高信頼性と機械的特性をもつため、PSUやPESU、PPSUなどのスルホンポリマーの代替材料にもなるとしている。

 消費者向けエレクトロニクス(ウェアラブルやモバイル・デバイス)、自動車(コネクター、センサー、バルブなどのエンジン回り用途)、航空宇宙(パネルやトリムを含む内部装置)、医療(手術デバイスや滅菌トレイ)、電気/電子機器(5Gネットワーク・インフラストラクチャ)など、高温環境での寸法安定性や厳しい機械的特性が求められる過酷用途において、顧客の持続可能性への取り組みを支援する。循環型経済に取り組む同社の材料ソリューションの成果の1つだとしている。