UBE タイでPCDを増設、アジアの旺盛な需要に対応

, ,

2022年8月30日

 UBEは29日、アジア圏での需要拡大に対応するため、タイの現地法人であるUBEファインケミカルズアジアにおいて、ポリウレタン原料のポリカーボネートジオール(PCD)のⅢ期製造設備の増強に着手したと発表した。2023年8月の稼働開始を予定。生産能力は現在の年産8000tから年産1万2000t規模に拡大する。

タイで稼働中ののPCD設備(Ⅰ期、Ⅱ期)

 UBEの主力製品の1つであるPCDは、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBE CPLの8月契約価格、前月比210ドル安

,

2022年8月26日

ベンゼン市況が軟化、中国チップ拡大で交渉難航

 UBEは、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、8月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比210ドル安の1980ドルで決着した。2000ドル台割れとなるのは、2021年4月以来となる。その背景として、世界経済の減速により世界的に高騰していたベンゼン市況がピークアウトしたことが挙げられる。8月のベンゼンACPも

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBE 液安と安水を来月から値上げ、事業収益を改善

, ,

2022年8月12日

 UBEは10日、液体アンモニア(液安)とアンモニア水(安水)を9月1日出荷分から値上げすることを決め、需要家との交渉を開始すると発表した。改定幅は液安が「45円/kg以上」、安水が「12円/kg以上」。同製品の値上げ表明は2月以来。原燃料価格が高騰する中、再度の値上げにより事業収益の改善を図る。

UBE ハイドロキノンを値上げ、安定供給を維持

,

2022年8月9日

 UBEは8日、ハイドロキノンを9月1日出荷分から値上げすることを決定し、ユーザーとの交渉を開始すると発表した。改定幅は「380円/kg」。

 当該製品は世界的な需給ひっ迫とそれに伴う市況高騰が続いている。同社は、、国内需要家への安定供給を維持するために、今回の値上げを決定した。

 

UBE しゅう酸を9月から値上げ、原燃料価格が高騰

,

2022年8月9日

 UBEは8日、しゅう酸を9月1日出荷分から値上げすることを決定し、ユーザーとの交渉を開始すると発表した。改定幅は「70円/kg」。当該製品の値上げは2018年5月以来となる。

 同社は、しゅう酸の原燃料価格高騰を受け、事業収益の改善を図るために、今回の値上げを決定した

 

UBE 三菱ケミカルグループのAPIC取得、CDMO事業を強化

, , , , ,

2022年8月8日

 UBEは5日、三菱ケミカルグループの生命科学インスティテュートが保有する「エーピーアイコーポレーション」(APIC)の全株式を取得することに合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。

 APICは、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBEの4-6月期 セメント事業移管の影響で減収減益

, ,

2022年8月5日

 UBEは4日、2023年3月期第1四半期(4―6月期)連結業績を発表した。売上高は前年同期比21%減の1162億円、営業利益51%減の44億円、経常利益74%減の23億円、純利益21%増の57億円となった。

 同日開催の電話会見の中で、藤井正幸取締役常務執行役員・グループCFOは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBE CPL7月の契約価格、前月並みで決着

,

2022年7月22日

中国市況の下落が重荷、値下げ圧力で交渉が難航

 UBE(旧宇部興産)は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、7月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月並みの2190ドルで決着した。中国市況が弱含む中、ベンゼン市況も下落してきたことで値下げ圧力が強まったものの、粘り強く交渉したことによりステイで踏みとどまった。スプレッドについては、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBE ナイロン樹脂製品を再値上げ、事業収益を改善

, ,

2022年7月20日

 UBEは19日、ナイロン66樹脂製品とナイロン12樹脂製品を8月1日出荷分から値上げすることを決め、ユーザーとの交渉を開始すると発表した。改定幅は、ナイロン66が「60円/kg」、ナイロン12が「140円/kg」。

 同製品については、昨年9月と今年4月に値上げを実施しているが、その後も主原料価格の上昇が続いている。事業収益改善のため再度の値上げに踏み切った。

 

UBE 米国でのDMCプラント建設、基本設計を開始

, , , ,

2022年7月7日

 UBEは6日、これまで検討を重ねてきた米国でのDMC(ジメチルカーボネート)およびEMC(エチルメチルカーボネート)の事業化について、ルイジアナ州を建設候補地とし、基本設計(FEED)に着手すると発表した。生産能力はDMCが年産10万t、DMCから誘導されるEMCが同4万tで、2023年度上期に最終投資が決定し、2025年度下期の稼働開始を予定している。

 DMC・EMCはLIBの

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について