業界筋によると、7月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)がほぼ前年並み、高密度ポリエチレン(HDPE)は前年実績を上回り、ポリプロピレン(PP)とポリスチレン(PS)は下回った。
HDPEは射出成形分野などの出荷が増加した。PPは生産が減少した影響もあり、射出成形分野やフィルム分野をはじめ総じて出荷が減少した。PSは包装分野とフォームスチレン(FS)分野の前年の出荷が、やや高めであったことも響いた。
7月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、LDPEは
2018年8月24日