宇部興産はナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の8月の韓国・台湾大手向け契約価格を、2155ドル/tで決着した。7月の価格(同2140ドル)に比べ、8月は15ドル高となった。
スプレッドは、ベンゼンの8月アジア契約価格(ACP)が同860ドルに上昇したことで、1295ドルに下落。ただ昨年9月以降、12カ月連続で1000ドル以上を確保し、さらに3月以降は1200ドル以上となっており、事業環境は好調な状況が続いている。
一方、中国・SINOPECは、7月のCPL価格を
2018年8月27日