コベストロジャパン 夏休みの子ども向けイベントに出展

2018年8月28日

 コベストロジャパンは、東京都千代田区の科学技術館で22日に開催した、夏休みの子ども向けイベント「学びのフェス2018夏」に出展し、科学実験教室「身の回りの化学を見つけよう」を実施した。

 体験授業は、化学結合の話に始まり、ポリウレタンの断熱性や柔軟性、軽量などの特性を体感する三つの実験を行った。断熱性を比べる実験では、温めたホットプレートの上にポリウレタンと他の素材を置き、それぞれの上に氷を載せて、どちらが早く溶けるかを観察。ポリウレタンの上の氷が全く溶けないなど、子どもたちはポリウレタンの特性を体感した。

 同社は2010年から、生産工程でのマイクロプラスチック流出防止を目標とした社内キャンペーンを始めている。この活動の一環として、海洋ごみ問題に関する絵本「Bright Minds for a Brighter World(豊かな心で世界を明るくより良い場所に」を作成した。

 わかりやすい内容で、子どもたちに海洋ごみの現状を伝え、3R(リユース、リデュース、リサイクル)の実施を促すことが目的。6月に完成した日本語版を、今回のフェスで子どもたちに配布した。

 また今月4~5日には、川崎市のかながわサイエンスパークで開催した、子どもたちのための体験型科学・ものづくりイベント「第15回かわさきサイエンスチャレンジ」に、同社グループが会員となっている日本ウレタン工業協会が協賛した。

 体験教室では、未就学児も遊べるスポンジプールや、ウレタンフォームを使ったマイスタンプとマイコースター作りのコーナーを提供し、ウレタンフォームを広くアピールした。