オンワード樫山はこのほど、新ブランド「tton(トトン)」を立ち上げ、11月から〝着る〟タイプの化粧品を販売すると発表した。帝人フロンティアが開発し、医薬品医療機器等法に基づき化粧品としての届け出を行った、日本初の衣料型の化粧品「ラフィナン」を採用した。
トトンは「心地いい毎日のために〝ととのえる〟ちからをサポート」をコンセプトに、ファッションとビューティーを融合したブランド。第1弾として〝カラダにいいものを食べるように、カラダにいいものを身に着けたい〟という思いに応えるため、「着る。潤す。ととのえる」をテーマに、帝人フロンティアとの取り組みにより、綿リッチな〝着る〟タイプの化粧品の商品化を初めて実現した。
弱酸性の美容成分を配合し、綿の優しさで素肌を包みながら潤いを閉じ込める。着用中に素肌に密着し、保湿成分を届ける「着るスキンケア」で、健やかでみずみずしい肌へ整える。今シーズンは半袖Tシャツタイプ(レディス・メンズ)、九分袖Tシャツタイプ(レディス)、ブラタンクタイプ(レディス)をラインアップした。
今後、同コンセプトの下、美容液や乳液などの塗るトトンの展開も計画している。販売は11月13日からオンワードグループ公式通販サイト「オンワード・クローゼット」で先行販売し、同17日からオンワード樫山主要ブランドショップでの取り扱いも始める。
オンワード樫山は、ファッションとビューティーの融合により新たな需要を喚起し、「新規顧客創造」と「販路拡大」を目指す。