宇部興産はこのほど、7月に発表したリチウムイオン二次電池用セパレーター事業の再編統合について、1日開催の取締役会で決議したと発表した。
来年1月1日を効力発生日として、会社分割(簡易吸収分割)により、リチウムイオン二次電池用セパレーター事業を、連結子会社である宇部マクセルに承継させる。
これにより、宇部マクセルは原膜からの一貫生産・供給体制を実現。塗布型・無塗布型を併せ持った製品ラインアップの拡充を背景に、市場の幅広いニーズに効率的に対応していく。
宇部興産は車載用途に急成長が続く セパレーターの市場で、事業をマクセルとの合弁で一体運営することにより競争力を高め、さらに拡大・発展させることを目指す。