SEMI(米国カリフォルニア州)はこのほど、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウエハー業界の分析結果をもとに、2019年第1四半期(1-3月期)の世界シリコンウエハー出荷面積が、前期比1%減であった2018年第4四半期(10-12月期)から5.6%減少したと発表した。
第1四半期に出荷されたシリコンウエハー面積は30億5100万平方インチで、第4四半期の32億3400万平方インチから減少している。
SEMI SMGのニール・ウィーバー会長(Shin―Etsu Handotai America 技術TS担当ディレクター は、「今年のシリコンウエハーの世界出荷面積は、過去最高であった昨年をわずかに下回る水準でスタートした。ある程度の季節変動と在庫調整の進行があったが、依然としてシリコン出荷面積は高水準にある」とコメントしている。