今月16~17日に台湾・台北で開催されたアジア石油化学工業会議(APIC2019)は、1201名(日本218名)が参加し、「スマート石油化学プロセスより良い世界を可能にする持続可能な解決策」をテーマに、活発な議論を繰り広げられた。
17日午後には石油化学工業協会(JPCA)が記者会見を開催。森川宏平会長(昭和電工社長)は、「PIAT(台湾石油化学工業協会)の尽力により、成功裏に終了を迎えた。アジアのみならず世界中の石化産業従事者にとって素晴らしい出会いの場になった」とし、「昨年は石化が好調で各国とも前向きだったが、今年は環境が変わり慎重な姿勢になったと感じた。ただ、中長期的に見た成長は