クラレ チェコ拠点で「セントリグラス」の生産を開始

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2019年6月28日

 クラレはPVBフィルムの生産拠点の1つである、チェコのクラレヨーロッパモラヴィアで、合わせガラス用アイオノマー樹脂製中間膜「セントリグラス」の生産体制を拡充し、7月から本格生産を開始する。

 「セントリグラス」は一般的な合わせガラス用中間膜に比べ、100倍の硬度と5倍の強度、優れた透明度を併せ持ち、世界各地の高層ビルをはじめ、著名な建築物や構造物への採用が進んでいる。

 クラレヨーロッパモラヴィアでの生産体制の拡充により、欧州・中東・アフリカへの販売を拡大し、さらに将来的には全世界への販売展開を目指す。