クラレは17日からポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に出展する。
自動車業界は「100年に1度の変革期」を迎えており、CASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)への対応が求められている。パワートレインの変化、次世代通信システム5Gや高度運転支援、自動運転の実現、カーシェア・ライドシェアの新サービスなど、幅広い領域でこれまでにない技術の実用化が図られている。
「世のため人のため他人(ひと)のやらないことをやる」というスローガンを企業ステートメントに掲げる同社は、これらの次世代技術の実用化に向けて、顧客の課題を共に解決するパートナーとして、独自のソリューションを積極的に提案していく考えだ。
今回出展する主な製品は、軽量化では耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」、高剛性遮音ガラス中間膜「SentryGlas Acoustic」、熱可塑性コンポジット。電動化については、リチウムイオン二次電池向けハードカーボン負極材「クラノード」、低エミッションに関しては、ガスバリア樹脂「エバール」、面ファスナー「マジックテープ」、活性炭「クラレコール」。安全では、PMMA/PC複層板「パラマイティー」、中間スクリーン用マイクロレンズアレイなど。
なお、人とくるまのテクノロジー展は自動車技術会が主催する、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展。