SEMIはこのほど、SEMI SMG(Silicon Manufacturers Group)によるシリコンウェーハ業界の分析結果をもとに、2Q(4-6月期)の世界シリコンウェーハ出荷面積が29億8300万平方インチと、1Q(1-3月期)の30億5100万平方インチから2.2%減少したと発表した。前年同期比では5.6%の減少となる。
SEMI SMGのニール・ウィーバー会長(Shin‐Etsu Handotai America技術TS担当ディレクター)は、「シリコンウェーハの世界出荷面積には、業界全体に吹いている向かい風の影響が及んでいる。足元の出荷面積の成長は鈍化しているが、長期的には成長が持続する見通しだ」とコメントしている。