JSRは、CSR(企業の社会的責任)に関する2018年度の取り組み内容をまとめた「JSRグループ CSRレポート2019」を発行した。JSRおよび国内外のグループ会社からなるJSRグループ61社を対象範囲とし、Web版とハイライト版(PDF)を制作している。
Web版ではJSRグループの重要課題に沿って2018年度の取り組みを報告するとともに、ESG情報のさらなる拡充を行った。またグラフを多用するなど、分かりやすさと利便性の向上を図っている。ハイライト版ではWeb版から抜粋する形で、主要な取り組みなどを簡潔にまとめている。
同社は今年6月に開催した定期株主総会を区切りに、新経営体制を発足。そこで新しく就任した川橋信夫代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)より、同社がサステナブル(持続可能)な会社であり続けるためにSDGsを将来におけるグローバルな社会課題の解決につながるビジネスニーズが集約されたものと捉え、社会の変革に対応できるマインドセットとオープンイノベーション、JSRグループで進行する変革などのメッセージを発信している。
Web版、ハイライト版ともに、ホームページ(http://www.jsr.co.jp/CSR/)から閲覧が可能。なお英語版は9月末に発行する予定。