コベストロ 子ども向け「学びのフェス」に3年連続出展

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2019年9月2日

 コベストロジャパンは、科学技術館(東京都千代田区)で開催された「学びのフェス2019夏」に出展し、化学実験教室「身の回りの化学を見つけよう」を実施した。

 同フェスは、企業や団体が環境や体験、暮らしなどをテーマに出前授業しているイベント。抽選で選ばれた約1800人の親子が34の企業や団体のブースを回り、体験授業を受けた。

 コベストロによる「身の回りの化学を見つけよう!」の授業では、化学結合の話に始まり、ポリウレタンの断熱性や柔軟性、軽量などの特性を体感できる3つの実験を実施。断熱性を比べる実験では、温めたホットプレートの上にポリウレタンと他の素材を置きそれぞれの上に氷を載せて、どちらが早く解けるか観察するなど、子どもたちは好奇心いっぱいの様子だった。

 同社は今年1月に世界各国の企業で構成される新たなネットワーク「AEPW(Alliance to End Plastic Waste」に参加、プラスチック廃棄物問題への取り組みを強化している。

 取り組みの一環として、プラスチック廃棄物処理に関する社会の意識を高め、再利用の重要性を伝える目的で作成した海洋ごみ問題に関する絵本「Bright Minds for a Brighter World(豊かな心で明るくより良い世界)」を同フェスで多くの子どもたちに配布した。

 コベストロは、サスティナビリティを戦略の基軸に置き、SDGsを達成するために包括的な取り組みを推進していくとともに、今後も化学の楽しさや化学企業の社会での役割について、次世代の子どもたちに伝える活動を継続していく考えだ。