世界トップシェア、5G向け低誘電グレード開発
ポリプラスチックスは1985年に液晶ポリマー(LCP)の輸入販売を始め、翌年にはコンパウンドの生産を開始、96年に富士工場に年産2800tのポリマープラントを完成させた。現在は1万5000tまで拡大し、4割近いシェアをもつ世界最大の供給メーカーとなっている。
コンパウンド拠点は富士のほか、台湾と中国にあり、世界需要のおよそ半分を占める中国市場に製品を供給している。現在、米中貿易摩擦の影響もあって「需要は踊り場状態」(同社)にあるが、中長期的には今後も堅調に伸びていくことが見込まれることから、来年初めに